燃える火によるバプテスマ
(Baptized by Blazing Fire)
キム ヨンドゥー牧師
(Pastor Yong-Doo Kim)
要約: これは要約版です。多数の出来事、遭遇、詳細、ビジョンがこのバージョンには含まれていません。完全版はAmazon.com(英語)で購入してください。(訳注:要約とは言え、もの凄い内容です。聖徒たちがみな主ご自身から直接の導きを受けます。時々地獄と天国を訪問します。それだけに暗闇の勢力からの攻撃も激烈を極めます。後日フルバージョンの日本語訳を完成したいと考えております。)
韓国の小さな教会での30日にわたる絶え間ない真夜中の祈りの間、会衆は信じられないほどのリバイバルを経験しました。
手を上げて夜通し祈ることで、ビジョン、癒し、激しい霊的な戦い、造り変え、イエスとの遭遇などを経験して、彼らの霊の目が開かれました。
彼らの霊的な目が開かれてから、祈りの時間の間、彼らは悪鬼との戦いが起きるのを実際に見ました。
みんなが祈っている間に悪霊たち/悪鬼たちが私たちを混乱させたり、怖がらせたり、騙そうとしたりするのが分かりました。
悪鬼たちの策略はすべて彼らの祈りを阻止するためでした。
彼らは、多数の龍たち、悪鬼の王たち、偽天使たち、偽キリストたち、同情を求める悪鬼たち、吸血鬼、美人に変装した悪霊などに遭遇して戦いました。
また、彼らはイエス様によって何度も天国と地獄に連れて行かれました。
真夜中の取りなし(異言で語る賜物を伴う)が、最も集中した、困難なまた実り多い時間であることが明らかとなったのでした。
本書は5巻の中の第1巻にすぎません。
イエス様からキム牧師ヘ
「これから先、あなたとあなたの集会のメンバーが見たこと聞いたことを、どんな経験であれ、それらを正確に記録しなければなりません。
このことを通して、韓国のすべての教会と世界中の諸教会が覚醒されることを私は希望します。
あなた方が世にもたらされたのはそのためです。
現在の韓国の諸教会と会衆の内側と外側の暮らしにおける忠実さは私の意図したこととは違っています。
牧会上のリーダーと教会の信者たちの礼拝は形式的であり、私を知っていると言っても、それは単に記述された理論上の知識に過ぎません。」
キム牧師
私たちの集会は異言のパワーを信じます。ですから、私たちは長く、また熱心に、また、さらに深く祈ることができます。
また、異言で祈ることによって、集中することを助けられました。同時に、それによって私たちは信じられない能力が与えられて私たちの霊的な視力が開かれました。
個人の霊的な視野が開かれる過程は困難であるだけではなく、多くの障害を克服しなければなりません。
それゆえ、不注意に不適切な状態で与えられると、その人は多大の犠牲を払うことになります。
今、私たちは賛美とイエス様の言葉を心に満たし、主に叫んで真摯に彼を尋ね求めることにより、慎重に私たち自身、反撃に対する徹底的な備えをしています。
サタンの手下は単独でやって来ます。
次に、それが失敗すると、さらに二つがやって来ます。
それから、10、50、100またはそれ以上の数がグループになって彼らは攻撃して来ます。
それらのグループは状況によって離合集散を繰り返して攻撃して来ます。
その際、1匹が祈りによって追い払われると、その悪霊は別のターゲットに移動して、その人をからかったり、小突いたり、時には甘い声でささやきながら誘惑したりします。
最後に、彼らの正体が暴露されるとすばやく逃走します。サタンの手下どもが私たちの前に現れる際の様子は様々でした。
時々、彼らは有名な芸能人や無邪気な幼子、偽のイエス、または美しい光の天使になりすまして私たちを誘い出そうとしました。(2 コリント11:14)
彼らは、完璧に私の娘に変装して現れては、私たちを混乱に陥れさえしました。
悪霊たちとの多くの戦いにおいて、私たちは勝ったり負けたりしました。
私たちが負けると、私たちの肉体のひどい痛みがやって来ました。
その痛みが非常に激しかったため、私たちは、床を転げ回ることが何度もありました。
恐ろしくて、とても私たちの手に負えない悪鬼たちに直面したとき、私たちの主は私たちを支援するために大天使ミカエルと天のみ使いたちを動員して下さいました。
私たちが戦いの後に疲労困憊して倒れた後に、天の御使いたちに助けを求めるとき、私たちの情愛深い主は、私たちが単独でないことを知らせて下さいます。
イエス様は毎日の祈りによって自分たちを装備するよう私たちに気付かせて下さいました(マルコ9:29)。
規則正しい祈りを持つことが必要です。
イエス様は2人以上の証人たち(マタイ18:19)と心を合わせて祈ることの大切さを記述しておられます。
邪悪な勢力はおとなしく去って行くようなことはありません。
むしろ、彼らは傷跡を残していきます。それで、苦しみが続くのです。
2005年の私たちのモットーは「祈りによって活性化される」でした。私たちは1月2日に祈りのラリーを始めました。それが30日間続きました。
全部で10人のメンバーがいました。
初日は日曜日の夕拝の後に、祈りの奉仕を持ちました。
2日目(1月3日)に私たちは聖霊の火のような臨在を経験しました。
個人の祈りと同様に結合の祈りは翌朝の午前7時30分まで、押さえきれないほどに爆発して続きました。
祈りの奉仕が終わると、私たちは車座になって、イエス様にお会いすることがどんなことであるか証しを聞きました。
私たちの祈りの奉仕の継続時間がどんどん長くなりました。
水曜日の夜の奉仕は午後7時30分に始まり、翌朝の午前8時にやっと終りました。
木曜日は午後9時から午前10時まで。
神は私たちの考えを完全に逆転されました。
私たちが祈れば祈るほど、主はさらに驚くべき事柄によって私たちに衝撃を与えられました。
私たちの奉仕は一晩中続きましたが、だれも不平を言いませんでした。
むしろ、彼らは霊の食物をさらに欲しがりました。
私たちが祈っている間、主は私たちを訪問して下さいました。
私たちの霊の目でずーっと彼を見ていましたが、時には私たちの肉体の目でもはっきりと彼が見えました。
子供たちがイエス様を経験すると、不従順から解放されて服従する者へと、忠実なしもべへと変化させられました。
私たちの二人のメンバーは天国と地獄を見てからというもの、ひざまずいて泣き叫び、私に対して不当な扱いをしたことの赦しを求めました。
氷点下の下で、彼らは福音を伝えに出掛けましたが、その間、両手に息をハーハー吹き掛けて温めていました。
彼らは午後4時に出掛けて、戻ったのは午後8時30分でした。彼らの手足は凍ったように冷たくなっていました。
彼らの宝が天に蓄えられるのを見ていたので、彼らは勤勉でなければならないことを知っていました。
ミーナは5歳の女の子ですが、2、3時間両手を挙げたまま異言で祈ります!
私たちの集会は神聖な預言の賜物、霊の識別力、異言で語ること、知識、知恵、そして神聖な信仰を戴きました。
この本の内容に偽りはありません。祈りのラリーに参加したメンバーの個人の経験が記述されていだけです。
イエス様の教会の祈りの戦士たち
(訳注:これは要約版にはない)
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☆ キム・ヨン ドゥー牧師(Pastor Kim, Yong-Doo、兄弟):45歳。頭の毛が減り始めて禿頭になりそう。丸顔。
☆ 牧師夫人カン、ヒュンジャ(姉妹):43歳。かつて議会関連の政府部内に就職。人に受け入れられやすい気質。
☆ キム、ジョセフ(Kim, Joseph、兄弟):16歳。中2。牧師志願。牛のように頑固で無鉄砲。
☆ キム、ジューユン(Kim, Joo-Eun、姉妹):14歳。小6(訳注:14歳なら普通は中2)。キム牧師の娘。可愛く賢い。極めて頑固、容易に諦めない気質。
☆ ペク、ボンニョ姉妹(Sister Baek, Bong-Nyo):50歳。不屈の精神。主も認めておられる、「だれも彼女の個性を止めさせることは不可能」な個性。
☆ リー、ハークスン(Lee, Haak-Sung、兄弟):27歳。ペク、ボンニョ姉妹の息子。心理学的難点あり、レベル3。考えを言葉で表現するのに制限あり、(訳注:ドモリか)。精神状態は正常。体が弱い。際だった特徴は歯。
☆ リー、ユーキュン(Lee, Yoo-Kyung、姉妹):24歳。ペク、ボンニョ姉妹の次女。心理学的難点あり、レベル2。話し方が多少スロー、しかし、会話は良好。専門は食べることと寝ること。
☆ ミーナ(Meena、姉妹):5歳。ペク、ボンニョ姉妹の孫娘。大人顔負けの大食。出生届が不備で登録不十分。
☆ 執事シン、スンキュン(Deaconess-Shin, Sung-Kyung、姉妹):33歳。日曜日の朝の集会にだけ出席するのが常であったが、15日目より祈りのラリーに参加して変化した。9歳の娘イェジ(Yae-Ji)は小児癌。
☆ オー、ジュンミン(Oh, Jung-Min、兄弟):8歳。執事シン、スンキュン姉妹の息子。趣味はテレビ、コンピューターゲームであったが祈りのラリーに参加するようになって牧師志望へと変化。初日から異言の賜物を受けた。
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1日目
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省略
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2日目
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キム牧師:
聖霊の特別な介入によって、私たちが祈っている間はまさに燃えているようでした。
それは翌朝の午前7時過ぎに終わりましたが、私たちはこれで十分とは感じませんでした。
リー、ユーキュン:
私は主を深く慕いつつ、懸命に主に向かって叫びました。「イエスよ、イエスよ、あなたを愛します。
あなたに会わせてください。私に現れてください。」
私は異言で熱心に叫び祈りました。
およそ1時間が経過しました。その時、突然、明るい光が輝きました。そして、その光の中にだれかが立っていました。
目を開けると私はびっくりしましたが、何も見えませんでした。
再び目をつぶると、はっきり見ることができましたので、私は目を閉じたままにしていました。
イエス様が私の前に立たれました。明るく輝く衣を着ておられました。
「ユーキュンよ、私はあなたを愛しているよ。」こうイエス様は言いながら私の方に近付いて来られて、私の前に座られました。
今まで彼のように美しい人を見たことがありません。
イエス様の髪は金色でした。そして、彼は美しく大きな目をしておられました。
イエス様はそっと私の髪をなでて言われました。
「ユーキュンよ、私はあなたを愛しているよ。」 私は泣き出しました。そして、私の心が溶けてしまいました。
「天国がどんなものか、あなたに見せてあげようと思います。」
私たちはすぐにその途上にいました。とても明るい光が輝いていたので、私はとても目を開けていることは出来ませんでした。
「これが天国に違いない。」と思いました。
私たちが到着すると、翼のある無数の天使たちが私たちを歓迎してくれました。そして、イエス様は私を連れてまわりながら、多くの天使たちに私を紹介して下さいました。
その後で、イエス様は私に尋ねられました。「ユーキュンよ、天国を訪問して嬉しいですか?」
「はい、イエス様、とても、とても幸せです。」
イエス様は言われました。「熱心に祈りなさい。キム牧師に服従しなさい。そして、教会の礼拝には熱心に出席しなさい。あなたを天国訪問に何度も連れて行ってあげますから、熱心になりなさい。」
その後、私は証しの集会でイエス様に会ったことと天国を訪問したことを話しました。
ペク、ボンニョ:
私たちはそれぞれクッションにひざまずいて祈りました。
私の横には牧師の奥さんがいましたが、彼女は聖霊に満たされて踊っていました。
彼女のダンスは流れる水のようにスムーズでした。
聖霊が彼女を導いておられたので、彼女は美しい踊りをしながら輝いていました。
私は異言で祈り続けました。
突然、金色の光が輝きました。そこにイエス様が輝く白い衣を着て立っておられました。
「ボンニョ、私はあなたを愛していますよ。」
主にお会いした喜びに溢れたことはとても説明できません。
私には彼に尋ねたい質問がたくさんありましたが、彼は即座に答えて下さいました。
リー、ハークスン:
私は異言で祈ることに集中していました。私の知らない間に私の声は強力なものとなり、私の祈りは権威に満ちたものとなっていました。
私の体は炎のように燃え上がっていました。それで、上着を脱がなければなりませんでした。
後で、私のシャツは汗でびしょ濡れになっていました。
私の人生で、聖霊様が私を覆って下さって、こんなに赤々と燃える聖霊の火を経験したことはありません。
私は祈ることが楽しくて幸せでした。
私はひざまずいて祈りましたので疼痛性麻痺で脚がしびれてしまいました。
牧師の妻、カン、ヒュンジャ:
私は長い間きちんとした祈りをしていませんでしたので、私は衝動を感じていました。
祈っている間、普通でない霊的な環境が起きると、主は火のような権威によって、牧師と各メンバーに対して個別に対処されました。
チュー・トーマス夫人が油注ぎを受けて得た霊的なダンスを私も受けたいと思いました。
後になって、最初、私は聖なるダンスを躊躇せずに踊ることができました。
しばらく、私はこの賜物を隠していたのですが、聖霊の導きの力から逃がれることができませんでした。
私の体が火を伴う油注ぎを受けてから、私の手が音楽に合わせて自由に動くようになりました。
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3日目
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省略
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4日目
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リー、ユーキュン:
私は一生懸命に祈っていました。すると、突然エネルギーが炸裂して、まるで映画でも見ているかのように悪魔が出て来るのが見えました。
長い髪をして白い衣を着たのが、踊りながらもの悲しい様子で「ははははは、へへへへへ」と言いながら私に向かって来ました。
私は恐ろしくて動けませんでした。
「この邪悪で呪われた悪魔め。イエスの御名によってお前に命じる。私から去れ。」
しかし、その悪鬼は「へへへへ、なんで俺が逃げるんだね?お前を祈れなくしてやる。それにお前を病気にしてやるぞ。」と叫びながら私の方に近付いてきました。
その時、キム牧師が私の頭に手を置いて祈りながら叫びました。「この汚らわしい悪魔め。イエス・キリストの御名によってお前に命じる。いなくなれ。」
悪魔はいなくなりました。
牧師は私たちに言いました。「私たちが祈るとき、私たちは確信を持って、大胆でなければなりません。」
私は祈りを再開しました。そして、叫びました。「イエス様、私を助けてください。私を助けてください。」
しばらくの間、私は彼に向かって大声で叫んでいると、イエス様が明るい光の中に現れました。
彼が私に言われました。「ユーキュンよ、心配することはないよ。私があなたを守ってあげるから。
どんな悪鬼が攻撃して来ても、恐れることも、心配することはありません。
力いっぱい私を呼びなさい。そうすれば、私が悪鬼どもを追い払ってあげます。
だから、恐れないで、強くなりなさい。」
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5日目
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著者注: ペク、ボンニョ姉妹とイエス様との結婚は救い主と彼が救った罪人との関係を象徴します。彼は新しい改心者、パク姉妹にこのことを示したいと思われました。
ペク、ボンニョ:
礼拝の後、私は異言で一生懸命に祈り始めました。その時、主が私の前に現れて言われました。
「ボンニョよ、天国に行きましょう。」
主は私の手を取って導いて下さいました。
間もなく、私は私たちの天の父の聖なる御座の裾(すそ)に立っていました。
イエス様は私が天に連れて来られた理由を熱心に説明して下さいました。
「ボンニョよ、今日、私は天国であなたと麗しい結婚式を開きたいと思います。だから、私たちはここにいるのです。」
すぐに、天使たちは、私のガウンを準備し始め、私をたくさんの宝石で飾ってくれました。
黄金のガウンを私のために用意をして戴くなど、私は一度も見たことがありません。
私は喜びに満たされました。
たくさんの天使たちと天国の市民たちが私たちの結婚をお祝いしてくれました。
私はこの光景を決して忘れることはないでしょう。
そしてすぐに、私たちの天の父の聖なる御座が前後に極くわずかに揺れたように見えました。
神様が非常に喜んでおられましたので、彼の聖なる御座が動く度に、5つのきらびやかな色彩が輝きわたりました。
その式典の後に、私は主の手を握り締めながら、天国全体にわたる旅行をしました。
私は幸福の極みにいました。
リー、ハークスン
堅い決意をもって、私は異言で祈り始めました。
突然、講壇の後ろに掛かっている十字架が光りました。そして、丸いドアが現れたました。
その少し後でイエス様が現れました。
「ハークスンよ、私はあなたを愛しているよ。」
圧倒的な幸福感を私は抑えることができませんでした。
「ハークスンよ、あなたを連れて行かなければならない所があるから、さあ行きましょう。」
イエス様が私の手を取られると、すぐに私の体は羽のように軽くなって空中に浮き上がりました。
私たちが目的地に着くと、奇妙な臭気がありました。そして、それは非常に汚い所でした。
私はいやな臭いで息が詰まりそうでした。
「イエス様、私の大好きなイエス様。私たちはどこにいるのですか?前がよく見えないのですが。」
私は叫びましたが、イエス様は言われました。
「ハークスンよ、恐れることはない。ここは地獄です。
私が守ってあげるから、心配は要らないよ。でも、よく見てご覧。」
地獄の門が火に焼けて赤く光っていました。地獄に入る前から熱くてたまりませんでした。
私は赤熱の炎と猛暑で顔をそむけなければなりませんでした。
私は尋ねました。「イエス様、私たちはどうやって火の穴に踏み込んで行けるのですか?
私にはとてもできません。」
私たちは真っ暗闇の場所に行きました。何も見えませんでした。
そこで、イエス様が私の目に触って下さると、すぐに、非常にはっきりと見えるようになりました。
韓国の伝統的な白い服を着たお婆さんがいました。彼女は座ったままで身動きもしないで絶望の表情をしていました。
イエス様が指示されました。「ハークスンよ、近付いて、よく見なさい。」
そこで私はそのお婆さんの方に近付いて行きました。
それは数年前に亡くなった私の母方の祖母でした。
私の母が家を出たときから、その祖母が私を育ててくれました。
祖母は私たちを愛していました。
祖母が地獄にいたとは、私は間違っていました。
私はびっくりして叫びました。「婆ちゃん、僕だよ。ハークスンだよ。優しくて親切な人がどうしてこんなとこに来たの?急いで、そこから出ておいで。」
祖母はすぐに私に気が付きました。そして、驚いて尋ねました。
「ハークスン、お前、どうしてここに?どうやってここに来たんだい?」
私は答えました。「イエス様がぼくをここに連れて来てくださったんだよ。婆ちゃん、急いで、そこから出ておいで。」
祖母は泣き叫んで言いました。
「ハークスン、私も出たいけど、お前の思い通りにはならないんだよ。お前はここに来ちゃ駄目。
すぐに、向こうに行きなさい。」
私は涙を流してイエス様にお願いしました。「イエス様、お願いです。婆ちゃんをここから出してください。私の祖母は悲しい人生を送ったんです。」
するとすぐに、祖母の足下から大きな蛇が現れて、彼女の体に巻き付き始めました。
私は「あ-」と大声で叫びました。
祖母が恐怖で叫びました。「私を救って、お願い。」
でも駄目でした。
「イエス様、大好きなイエス様、私はたくさんの悪い事をした人間です。」と私は泣き叫びました。
「お願いします、何とかしてください。お願いです。」
イエス様は何も言われませんでしたが、彼の心はそれを見て張り裂けんばかりだったのです。
私は叫んで何度もお願いしましたが、駄目でした。
狂気の最中(さなか)にあっても、彼女は家族の幸せを願いつつ心配していました。
「ハークスン、お前の姉ちゃんや妹たちは元気かい?母さんはどうしてる?」
私は答えました。「みんな、元気だよ。」
私が彼女に答えている間、蛇がもっときつく彼女に巻き付いていました。
祖母の苦しい悲鳴がどんどん大きくなりました。
イエス様は私の手を取って導きながら言われました。「ハークスンよ、もう時間です。」
私は祖母の叫びを後(あと)に残して地獄から出て来ました。
イエス様が言われました。「地獄では、物質界と比べて、すべての感覚がもっと確かで明瞭に生きています。ハークスン、泣いてはいけない。あなたはこれをはっきりと見たのだから、主に忠実に仕えなさい。分かったかね?」
後で、イエス様は私を呼ばれました。「ハークスンよ、地獄は気味悪かっただろう?今日は、あなたに天国を見せてあげよう。」
間もなく、私たちは天国にいました。
天使たちのグループと、私より前に天国に来ていた大勢の人々が出て来て、私を歓迎してくれました。
周囲の天使たちとイエス様が手に手を取り合ってダンスをしました。
天国と地獄の光景はすべてが全く対照的でした。
天国で見たものは目新しく、驚くべきで、信じられないほどでした。
天国にいる間に私はイエス様に或るお願いをしました。
「イエス様、牧師の息子のジョセフですが、彼の足が痛いイボで覆われていて、ほとんど歩くことができません。お願いします。彼を癒してください。
それと、私の母さんは背中が痛くて苦しんでいます。痛くないように助けてください。
おお、ジョン-スーク兄弟は教会のオフィスに住んでいますが、すぐに仕事が見つかるように助けてください。
そして、最後に、私たちの教会がリバイバルするのを助けてください。」
イエス様は幸福そうに答えられました。「はい、了解。」
イエス様は私を見て言われました。「ハークスンよ、今日はこれで十分だ。さあ行こう。」
イエス様が私の手を取られると、私たちは空を飛んで教会に戻って来ました。
私は、再び熱心に祈り始めました。
私は地獄で苦しんでいる母方の祖母のことを思うのを止めることができませんでした。そして、泣き出してしまいました。
私にはとても酷い苦悩と痛みがありました。私は蹴ったり叫んだりしました。
「主よ、私はどうしたらいいんですか?私の祖母は私のことで死にました。そのことで私の心がとても痛みます。婆ちゃん。僕の可愛そうな婆ちゃん。」
私は泣いて疲労困憊(こんぱい)してしまいました。
それから、私は再び始めました。
私は主に大声で叫びました。
私は、めったに泣きませんが、2時間、3時間、遂に4時間も涙を流していました。
とても信じられないことです。
最初の祈りの集会は終わりましたが、それでも、私は悲しみを抑えることができませんでした。
私は他の人たちに天国と地獄を訪問したことを証ししました。
それから、朝、午前5時に私たちは二番目の祈祷会を始めました。終わったのは5時間後でした。
牧師が説教をしている間にイエス様が現れました。
それから、牧師の説教が一段と強力になりました。
天使たちが天から下って来て、講壇の横に並んでいました。何人かが鉢とその支えを携えていました。
彼らは私たちの祈りをすべてその中に取り込みました。
そして、彼らは、「アーメン、アーメン。」と歌いました。
すべての奉仕が終わった後でも、私は地獄にいる祖母のことで苦悩するのを止めることができませんでした。
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6日目
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ペク、ボンニョ:
牧師が説教を始めて4時間が経過していました。
私たちのだれひとり瞬(まばた)きさえしませんでした。
5歳のミーナも熱心に説教を聞いていました。
私の目が牧師を見詰めていたとき、イエス様が一団の天使たちと一緒に現れました。
イエス様は彼と共に9頭の羊を連れておられました。
イエス様が連れておられる羊の数と祈りの戦士の数が同じであることがわかりました!
「あなた方はみな私の羊です。私がいつも視ているから、心配しないでよろしい。」
キム牧師の説教は燃え上がっていて、聖なる火によって語りました。
イエス様は牧師の説教に深く引き込まれて歓喜して叫ばれました。「素晴らしい働きだ、キム牧師、あなたは偉大です。」
イエス様は絶えず喜びに満ちた微笑をもって牧師と並んで歩かれました。
牧師が左に動くとイエス様も左に動かれました。
彼が右に動くと、イエス様も右に動かれました。
その時、10人の天使たちが現れました。
1人が開いた書を持って立ち、それに何かを急いで記録していました。
他の天使たちは牧師を囲み、鉢を運んで説教を集めていました。
1つの鉢がいっぱいになると、隣の天使がもう1つの鉢をもって来て集めました。そして、彼らがそれを天に運ぶ間、それを続けました。
イエス様は歓喜されました。天使たちも大喜びでした。
説教の後は、みんなが一体となって祈る時間でした。
私たちが祈っていると、9人の祈りのチームのメンバーがみな戦っているように見えました。
私たちが主に向かって悔い改めを叫んでいると、涙と汗がどんどん流れ出て来ました。
それから、イエス様は私の名前を呼びながら近づいて来られました。
主は様々な教会を比較しながら言われました。「ボンニョ、多くの教会は眠っていて、彼らの赤い十字架が週日の夜には点灯されますが、しかし、イエス様の教会(訳注:キム牧師の教会)のメンバーたちは非常に熱心に祈っています。私は今とても嬉しくて幸せです。」
それから、天使たちが3人一組になって下りて来ました。
1、2、3、4、5・・・・・
私はしばらく数えていましたが、行列の終わりが見えないので、止めにしました。
彼らは際限なく下って来ました。そして、私たち9人が祈っている所にある祭壇の前に立ちました。
彼らは私たちの祈りを金の鉢に集めて、それを天国まで持って上がり、また、戻って来ました。
天使たちは私たちの祈りを神様に持って行ったのです。
しかし、最近、イエス様の教会のメンバーが一晩中礼拝をし、祈りに打ち込んでいることを、天使たちは、多くの仕事を与えて貰ったと言って、私たちに感謝しました。
イエス様は言われました。「あなた方の昼夜にわたる主への熱心な呼び掛けと礼拝に、天の父と私と聖霊はあなた方の献身に驚嘆しています。
地球上であなた方のような教会を見出すことは稀(まれ)です。」
天の父は私たちに尋ねられました。「あなた方に何をあげようか?」
そのとき、御父がイエス様に尋ねられました。「私の子よ、私はどうしたらよいと思いますか?」
イエス様は答えられました。「父よ、あなたのなさりたいようになさって下さい。」
聖霊様は聖なる火と油と天の賜物を私たちに注いで下さいました。
御父が言われました。「牧師の妻カン、ヒュンジャには、私は特別に聖霊の燃える火による油注ぎをして上げたいと思います。そして、病人を癒す能力をあげたい。それと彼女が大胆に霊のダンス(holly dance)を踊って欲しいと思います。」
牧師の奥さんが霊の踊り始めたとき、みんなは恐れかしこんで見ました。
彼女が聖霊の指導によって踊っていると、彼女の顔が赤くなってきました。
神様が突然、私を水の底にいるかのような場所へと押し出されました。私の体と足が自分の思いで動くかのようでした。
その少し後で、主がこう言われる声が聞こえました。「私があなたを燃える火によってバプテスマします。」
私は油の中に投げ込まれたような感じがしました。そして、私の体は瞬時に火の玉になったように感じました。
その後、イエス様は韓国の教会に関して話し始められました。
怒った調子で彼は言われました。「教会は大きくて空虚(hollow)で夜になると十字架が灯っていればそれで良いのですか?
私は失われた魂たちを救うために牧会リーダーたちを選びましたが、彼らは祈りが欠けています。それで私の心は痛んでいます。」
その後、私は聖なるダンスを踊りつつ異言で祈っていました。そのときイエス様が私の手を取って言われました。
「ボンニョよ、天国まで私と一緒にいらっしゃい。」
私がイエス様の手を取った瞬間、私は白い衣を着ていました。そして、イエス様と一緒に空中を飛んでいました。
高く上るに連れて地球がどんどん小さくなりました。
宇宙のなんと美しかったこと。
私たちはしばらく飛んでから、銀河に到着しました。
私たちが銀河を通過したとき、再び暗くなりました。それから、二つの道が見えました。
私たちは右の道を通ったので、主に尋ねました。「主よ、左の道はどこに通じているのですか?」
彼は地獄に通じていると言われました。
私たちがしばらく路上にいたように思えました。突然、とても強い光が現れて目を開けることができませんでした。
天国は星に満ちていました。
地球の人々はしばしばパラダイスという言葉を使いますが、私が見たものを地球の言葉で説明することはできません。
「どうしてそんなことがあるの?どうしたらそんなことがあり得るの?」
私は尋ねました。
人間は天国がどんなものであるかは完全に想像することはできません。
たくさんの天使たちが私に挨拶をして歓迎してくれました。
イエス様は言われました。「あなたが自分で熱心に教会に出席することを決めて実行したので、天国にあるあなたの家を見せたいと思います。私についていらっしゃい。」
たくさんの天使たちが何かを組み立てているのが見えました。
イエス様が言われました。「これがあなたの家です。」
私は見ましたが、家はありませんでした。
深い基礎が見えただけです。
天使たちは自分の仕事を行うのに金(きん)を使用していました。
イエス様は言われました。「近日中に、あなたの家が立ち上がります。
失望しないで、熱心に祈り、忠実な生き方をしなさい。
あなたは悪魔を礼拝していました。そして、多くの人々を妄想へと導きました。
しかし、あなたは私を信じて、熱心に教会に出席する決断をしました。」
イエス様は言われました。「あなたに見せたい場所があります。ついていらっしゃい。」 彼は私を別の場所に導かれました。
「私の愛しいボンニョよ、あなたに伝道する責任のある人たちの宝物倉と家をあなたに見せてあげます。あなたの教会牧師、キム・ヨン ドゥー、彼の妻カン、ヒュンジャのものです。
注意深く見なさい。
地球の1,000階建てのビルが天国の一階に相当します。そして、天国のあらゆるものは限られた人間の語彙(ごい)では記述のしようもありませんよ。」
私の目の前には途方もなく大きなビルがありました。そして、それが放つ光の強烈なこと。私は顔を上げることができませんでした。
「これがキム・ヨン ドゥー牧師の家です。」
イエス様は右手を上げられました。突然、私ははっきり見ることが出来ました。牧師の天国での新しい家でした。
それから、主は言われました。「さあ、キム牧師の宝物倉を見ましょう。」
家から倉庫までの距離はざっとバス停3~4つの距離でした。
牧師の宝物倉は何百人もの天使たちによって厳重に警備されていましたので、私たちは中に入ることができませんでした。
イエス様が現れたとき、警備している天使たちは、彼らの翼を下に下ろして、真っ直ぐ立って彼にお辞儀をしました。
天国にあるどの宝物倉に入るにもイエス様の許可を必要としました。
倉から流れ出る輝く色は驚嘆すべきものでした。
「まあ、キム牧師はとっても幸福になられるわ。」と、私は言いました。
宝物倉の中には、地球から上がって来る牧師の材料をすべて蓄えるのに忙しい無数の天使たちがいました。
牧師の宝物は蓄積し続けています。
私はイエス様に尋ねました。「キム牧師の家はなぜとても大きいのですか。また、非常に多くの宝があるのですか?」
主は私に答えられました。「キム・ヨン ドゥー牧師は早くから忠実な歩みを始め、いつも熱心に祈り、私に仕えてきました。」
イエス様は言われました。「今日はこれまでにしましょう。この次にあなたが来た時にもっと見せてあげます。」
彼は私を教会に戻して下さいました。
私を離れる前に、イエス様は最後に一つのことを言われました。
「私が十字架上で死んだとき、多くの者たちは私が生き返るとは信じませんでした。
彼らは、私を信じることを止め、教会に行くことを止め、今は他の世的なことをしています。」
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7日目
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キム、ジューユン:
私が1時間ほど異言で祈ると、突然明るい光が輝きました。
そして、白い衣を着ておられるイエス様が私の目の前に現れました。
イエス様は茶色の髪をしておられ、白い、きらきら光るトーガのような衣を着ておられました。
(訳注:トガあるいはトーガ(toga)とは古代ローマで下着であるトゥニカの上に着用された一枚布の上着の名称。Wikipediaより)
彼が私の名前を呼ばれました。
「ジューユンよ、私の愛しいジューユンよ、私はあなたを愛しているよ。」
イエス様は私に話し掛けながら、近づいて来られました。
私は驚いて言いました。
「あなたは本当にイエス様ですか?ワア、イエス様、私はあなたを本当に愛しています。あなたは素晴らしいです。」
私は何をしたらよいか分からず、私はただ興奮していました。
イエス様は私の前にお座りになって、私を愛しているよと言われました。
私は無我夢中で言いました。「イエス様、私は本当にあなたを愛しています。」
すると、彼は「はい、私もあなたをとても愛しているよ。」と答えられました。
イエス様は私に言われました。
「熱心にに祈りなさい。そうすれば、私をあなたに啓示します。
あなたを天国に連れ行って案内してあげます。だから、熱心に祈りなさい。」
そして、姿を消されました。
イエス様が見えなくなると、私は異言で一生懸命に祈り始めました。
突然、私の前に奇妙なものが現れました。それが私に向かって走って来ました。
両方の目の辺りがわずかに裂けた状態で、右眼にはXの形をしたものがくっ付いていました。
この悪鬼は傷で覆われていました。
私は、「イエスの御名によって私から離れよ。」と叫びました。
悪鬼は姿を消しました。
私は祈り続けました。すると、両目の間隔が猫よりも狭いものが私の前に現れました。
それはコウモリのような翼を持っていました。そして、ゾッとするような鋭い歯が外側にはみ出ていました。
それは私を怖がらせようと私に向かって突進して来ましたが、私はイエスの御名によって、それを打ち破りました。
次に、幾分なじみのある悪鬼が現れました。どこかで見たことがあります。
それはコンピューターゲームのスタークラフト(Starcraft)で見たキャラクターであることが分かりました。
この女の悪鬼が私の方に走って来ました。
彼女は私をじっと見つめて私を威嚇(いかく)しようとしました。
他の悪霊たちは私がイエス様の御名を言うとすぐに逃げて行きましたが、この女の悪鬼はそう簡単には立ち去りませんでした。
私が繰り返して叫んでも身動きもしません。私は本当に恐ろしくなりました。
私は講壇の横にいるキム牧師の側に急いで行って、祈り続けました。
牧師が私の手を取って上に上げて、私と一緒に祈りました。こうして初めて悪鬼は去って行きました。
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8日目
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キム・ヨン ドゥー牧師:
私たちが決断の祈りのラリーを始めて以来、およそ1週間が経ちました。
私たちの霊の戦いは激しくなり、私たちの物質的な試みが毎日続きました。
ひとりずつ、それぞれの祈りの戦士の霊の視覚が開かれてきました。そして、彼らは聖霊で満たされました。それから、悪鬼どもの勢力は攻撃的な動きを始めたのです。
個人的な問題がたくさん発生しました。それは私たちの怒りがテストされる、その入り口でした。
初日、私の車のタイヤの1本にひどい切り傷が入りました。
翌日、前輪のタイヤにもう一つの大きな裂け目が入りました。
私はイライラがつのりました。
それでも、私は神様に不平を言いませんでした。むしろ、私は「ハレルヤ」と感謝の心をもって叫びました。
翌日、レッカー車が私の車を持って行きました。
この出来事で私は崖っぷちまで追いやられました。しかし、妻と集会のメンバーたちが「牧師、あなたはここで辛抱しなければなりませんよ。」と言って私を励ましてくれました。
その後、だれかがその車のブレーキランプを壊しました。その後、別の日にはだれかが車の側面にこすり傷を付けました。
教会の礼拝は聖霊の導き通りに前進しました。
それまで教会報のタイトルを「聖霊に満たされた最高潮の時」から「完全に聖霊に導かれた礼拝」に変更しました。
礼拝、祈り、説教、献金などの形式を取り除いて、私たちは礼拝、祈り、説教、宣言を聖霊の導きに委ねました。
説教は時間枠の中で終わる圧力が全くないので、予定より遅くまで行うことができます。
祈りの戦士たちひとりひとりが私たちのオールナイトの祈りの不寝番の間、イエス様の臨在を見ているので、奉仕が翌朝にまで持ち越しても、彼らは疲れを感じません。
私たちはいつも注意深くしているので、悪魔が絶え間なく攻撃して来ても、私たちは警備を怠ることはありません。
キム、ジューユン:
私が異言で祈っていますと、イエス様が「ジューユンよ、私はあなたを愛しているよ。」と言いながら私の方に近付いて来られました。
更に言われました。「ジューユンよ、熱心に祈りなさい。そうすれば、私があなたの手を取ってあなたを天国まで連れて行ってあげるよ。絶えず祈りなさい。あなたに天国を見せてあげます。分かったかね?」
その後、その夜のことです。悪鬼たちがグループで現れました。
1つは頭に二つの小さな角のあるコウモリのようなもので、目は猫の目のようでした。
その悪鬼は口をあんぐりと開いて、ねばねばする粘液を口から垂らしながら、私に向かって飛んで来ました。
目は血走っていました。
私は叫びました。「イエスの御名によって、不潔で汚らわしい悪鬼に命じる。私から消え失せよ。」
こう言うと、それは見えなくなりました。
その少し後で、青い顔をした小さな目の悪鬼が私に近づいて来ました。
私は怖くなって全身に鳥肌が立ちました。私は絶叫しました。「イエスの御名によって、私から消え去れ。」
しかし、この悪鬼は身動きもしませんでした。
その代わりに、それは私をじっと睨(にら)んでいました。
私は恐怖にかられて大声で叫びました。その時、私の横に座っていたペク、ボンニョ姉妹が一緒に叫んでくれました。「イエスの御名によって、我々から立ち去れ!」
やっとそれが逃げて行きました。
私は祈りを再開しました。その時、巨大な龍が私に向かって飛び駆けてきました。
その目は緑色をしていましでした。
長くて鋭い角が頭から突き出していました。
鼻から煙が出ていました。
それはまるで生きたまま私を飲み込もうとするかのように、私に向かって突進して来ました。
私は動きませんでした。
私は、イエスの御名によって、異言で熱心に祈って、自分の立場を固守しました。すると、突然、それは逃げて行きました。
とても愉快な感じがしました。
私がこの経験をするまではイエス様の御名のパワーと凄さが分かりませんでした。
今度は、ゾッとするような、恐ろしくて邪悪な骸骨のような顔をした悪鬼が現れて、私を馬鹿にするかのように私の面前でくすくす笑いました。
もう一度、私は悪鬼を追い払おうと、イエス様の御名を用いて異言で祈りました。
その後、私は十字架に掛けられているイエス様のことを思っていましたが、そこにイエス様が現れて、私を励まして言われました。「ジューユンよ、もう少しばかり長く祈りなさい。」
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9日目
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五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、 突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。 また、舌のようなものが、炎のように分れて現れ、ひとりびとりの上にとどまった。 すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。 さて、エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人たちがきて住んでいたが、(使徒2:1-5)
ハーク、スン:
悪鬼の攻撃がさらに激化しました。
ジューユンが先日言っていたあの赤い龍が今、私の前にいます。
もの凄く大きいので私は怖くなりました。
目は緑色で黒い煙が鼻から出ていました。
その歯は角のように鋭く口から突き出ており、恐ろしく長い尻尾を持っていました。
それでも、私は大胆に祈り続けました。すると、龍はすぐに姿を消しました。
その少し後に女の悪鬼が現れました。
彼女は「へへへー」と笑うので背筋が寒くなりました。
それにオオカミのような歯がありました。
その時、後ろの方で軍隊が行進する時の軍靴を踏み鳴らす音が聞こえてきました。濃い影が私を取り囲みました。
軍隊の踏みならす音が私の方に近付いてくるのに怖くなって、私はイエス様に、「主よ、助けてください。お願いです。私を助けてください!」と大声で叫びました。
主が輝きの中に現れて下さいましたので、悪霊たちはすぐに姿を消しました。
イエス様が私の手を取られて、しばらく、私と一緒に踊って下さいました。
私はためらいがちに言いました。「イエス様、お話しなければならないことがあります。」
イエス様は話すのを許して下さいました。
「キム牧師が背中がひどく痛くて苦しんでいますから彼を癒して下さい。お願いします。
私の母の背中が良くないです。
二度と痛くならないように治して下さい。お願いします。
それから、ジョセフとジューユンが彼らの時間を祈りにささげるためにもう夜学に行っていません。ですから、彼らが学校を続けて勉強できるように助けて下さい。
そして、ジョセフの足が治る必要があります。」
イエス様は言われました。「はい、私の子よ。」
ハーク、スン、天国の時を楽しむ。
イエス様が私に現れて下さいました。「我が親愛なるハークスンよ、天国を訪問したいかね?」
イエス様が私の手を取られると、すぐに私は白い衣を着ていました。
私は空中に浮かび上がり、私たちは夜空を飛んで行きました。突然、目の前で明るい光が輝きわたりました。
あまりに明るい光なので顔を上げることができませんでした。
天国は星でいっぱいの場所だと言えます。
私は夢を見ているようでしたが、この時、天国は世俗の世界よりリアルでした。
天国は端から端まで金でできていました。そして、光を発しない場所はありませんでした。
大勢の天使たちや救われて天国にいる私たちの兄弟や姉妹たちはとても忙しそうでした。
天使たちはみんな嬉しそうに私に挨拶をしました。
私はイエス様に尋ねました。「イエス様、私の家があるかどうかを知りたいのですが。」
すると、イエス様は二人の天使たちを私の家まで同伴させて下さいました。
私の家は大きくはありませんでしたが、壁は金のレンガでできていました。
次に、私は巨大な花園を見ました。しかし、それがどこで始まって、どこで終わっているのか分かりませんでした。
いろんな異なったタイプの花々が庭いっぱいに植わっていました。
庭を見ると、私は、突然、庭に跳び込んで転げ回りたくなりました。
私は花の甘い香りをかぐと、嬉しくてたまらなくなって、子供のように跳んだり跳ねたりしました。
私は地球に戻りたくありませんでした。
しかし、予想通り、イエス様が言われました。「ハーク、スンよ、今は戻る時だよ。」
イエス様の言葉に口答えもできなくて私は地球に戻って来て、教会の中で祈祷会が終わるまで祈り続けました。
それから、私たちはカン夫人(訳注:カン、ヒュンジャ姉妹、キム牧師の妻)が作ってくれていたおにぎりとキムチを食べました。蜂蜜のように甘かったです。
イエス様が私たちの傷を癒してくださる。
ユーキュン:
私がは異言で祈っていると、悪鬼が近付いて来ました。右眼には縫い合わせたX形の傷跡があり、左目はアライグマのようでした。
私は叫びました。「イエスの御名によって私から消え去れ。」すると、すぐにその悪霊は逃げて行きました。
それから、頭に3本の角のある骸骨が現れました。体には肉が付いていません。この霊もイエスの御名によって消え去りました。でも、また別の変な格好の悪鬼が現れました。
これはコウモリの翼で覆われており、鼻は完全に一方に折れ曲がっていました。
また犬の尻尾を持ち、翼は折れていて、それをぱた付かせながら私に話をしようとしました。それが腰を曲げて私に不平を言いました。「お前さんはえらく腹を立ててなさるが、俺が何をしたと言うんかね?」
悪鬼が突然私に跳びかかってその鋭い鉤爪で私を切り裂こうとしました。
彼は私に熱心に求めました。「ヘイ、俺は二度と戻ってこないからさ、お前さんの中に入らせてくれんかね。すぐ、また出て行くよ。一度だけだよ?」
私は答えました。「邪悪な霊め、イエスの御名によって私の前から消え去れ!」
こう言うと、姿を消しました。
その後、3匹か4匹の悪鬼たちを撃退しました。
その時、突然、私の周りに甘い香りがしました。
イエス様が来られて、私の名を呼ばれました。「私の愛しいユーキュンよ、手を貸しなさい。」
そこで、私が両手を差し伸べると、イエス様が彼の暖かくて優しい手で私の両手を保(も)たれました。
私は言いました。「イエス様、私の肩がひどく痛いのですが。」
すると、イエス様は私の肩に手を置いてくださって、痛みはなくなりました。
イエス様の手は薬のようでした。
私はイエス様にお願いがありました。「イエス様、ジューユンのところに行って彼女の手を保ってください。」
そこで、イエス様は彼女のところに行かれて彼女の手を保(も)たれました。
それから、私の方を向いて言われました。「私の愛しいユーキュンよ、私の手を保(も)ちなさい。」
その瞬間、私は純白の衣を着ていました。そして、私たちは飛んで行きました。
私は絶えず賛美の歌を歌っていました。
イエス様は私に歌い続けるようにと勧められましたが、私はイエス様に言いました。「私は上手に歌えないです。」
イエス様はそれでもよいからと言われたので、私は歌い続けました。
私はその歌を二度歌いました。「我が魂よ、主を褒め称えよ。」
イエス様がニックネームをつけられたこと。
イエス様が私たちにニックネームを下さいます。これが本当におかしいことが分かりました。イエス様は私のことを「くずれ菓子」と呼ばれます。私の顔にたくさんの吹き出物があるからです。
ジューユンのニックネームは「そばかす」です。たくさんのそばかすがあるからです。ジューユンはイエス様に尋ねました。「主よ、あなたはなぜ私たち女たちばかりにニックネームをつけて、年配の兄弟たちにはつけられないのですか?あの人たちにもつけて下さい。」
イエス様はそれに答えられました。「私の愛しいジューユンよ、私のそばかすよ。二人ともハッピーですか?」
私(訳注:ユーキュン)は何かいやな感じがしたので、「いいえ」と答えました。
すると、イエス様が尋ねられました。「おお、そうかい?
私はただ笑って欲しかったのだけれど。私のために笑いなさい。」
そして、イエス様は私を慰めて下さいました。
彼は私のことでとても心配りをして下さっていました。
「私の愛しいユーキュンよ、あなたが地獄にいるお婆さんに会った時にはとても泣いたけれども、そこにいる人と握手をしてはいけません。たとえあなたの大好きなお婆さんであっても。そこではだれの手も握ろうと思ってはなりません。」
また言われました。「私はあなたが泣くのを見たくありません。とても困難ではあろうが、いつも私のために笑みをたたえていなさい。」
後でキム牧師に、イエス様が私たちにニックネームを付けられたことを話しました。
その時以来、私たちの牧師はいつも私たちをニックネームで呼ぶようになりました。説教の間でもそうです。
そんな時はいつも大笑いします。
キム牧師は私たちほとんどみんなの真似ができます。
彼の説教はいつもユーモアいっぱいで、本当におかしいです。彼は本当のコメディアンです。
私の牧師はとてもおかしいです。
牧師が私たちのことをあだ名で「スモールボール、ブタ、そばかす、くずれ菓子」と呼ぶと、親しみを込めて、みんな大声で「アーメーン」と答えます。
ボンニョ、地獄を再訪。
ボンニョ:
私は御霊の中で踊っていました。するとイエス様が来られて、そっと私の手を取られました。
彼は言われました。「私の最愛のボンニョよ、ある場所までついて来なければなりません。さあ、行きましょう。」
私は前のようにイエス様の手を取りました。私たちは夜空を飛んで行きました。私は突然、とても寒くなり、そわそわしてきました。
イエス様は私が落ち着かないのをご覧になって、私を慰めて下さいました。「恐れることはないよ。私があなたを私の手でしっかりと守ってあげるからね。安心しなさい。」
地獄にいました。しかし、何も見えません。腐った肉のような酷い臭いがしました。
私は胸が悪くなりました。
私は何も見えませんでしたが、イエス様が私の横を歩いて私の手を握っていてくださいました。
私の神経をなだめて希望を与えたものは、唯一イエス様が私と一緒にいて私の手を握っていて下さったという事実でした。
イエス様と私はとても細い道に来ました。それはちょうど広い田んぼの畦道(あぜみち)を歩いているような感じでした。
その道は二人が歩くには狭過ぎました。
その道の終点は見えませんでした。
この狭い道の両側は険しい崖になっていて、何千フィートという深さがありました。
道をちょっとそれただけでも落ちたかもしれません。
道の両側には無数の蛇が重なり合って巨大な塊になっていました。彼らがみな私をじっと見詰めていました。
その深い谷にはあらゆるものがありました。
「主よ、怖いです。」私は怖くなって叫びました。
イエス様は「私があなたと一緒にいるから、恐れることはないよ。」と言って私を安心させて下さいました。
私たちは先へ進みました。私が右に曲がったとき、恐ろしく深い割れ目があってとても怖かったです。
見下ろすと頭蓋骨や骨がありました。それらが互いに絡み合って、彼らはみな苦痛で泣き叫んでいました。だれかが「助けて!」と大声で叫びました。
私は叫び声を後にして歩いて行きました。すると巨大な龍が目の前に現れました。
もの凄い大きさでした。
その背中は青く、40から50フィートの長さの尻尾がおよそ50本あり、顔も40か50ほどあって人の顔をしていました。
歯は恐ろしく、足はカエルのような水かきのある足をしていました。
このトカゲのような生き物は角を頭のいろんな場所から突き出しながらのろのろ動いていました。
その龍は人を舌に巻き付けてから火の中に投げ込みました。
この残忍で恐ろしい場面は普通の人では簡単には想像できません。
イエス様が「よく見なさい。」と言われたので、よく見ました。
地獄で二番目に大きな悪鬼でした。それが人々を舌に巻き付けて、火の中に投げ込みました。
一人の女性が私の目を引きました。
地獄で私の母に会う。
私は、「この女性はだれだろう?」と思いました。
その時、目と目が会いました。
私は凍り付きました。だれあろう私が恋しくて大好きだった母でした。
私は母には長い間会いたいと切に願っていました。
私が自分の家を後に逃げ出してから、彼女が母親代わりになって私の子供たちを育ててくれたのでした。
私の母の体が悪鬼にきつく巻き付けられました。
私はすぐに呼びました。「ママ!ママ!どうしてここにいるの?」
母が私の方を見て、叫び返しました。「私の可愛い娘のボンニョ、あなたはここで何してるの?」
彼女の話しが終わる前に、二番目に高い悪鬼が私の母を熱湯で満たされた釜の中に投げ入れました。
湯は沸騰していましたから、だれかがそこに投げ入れられると、その肉は骨と一緒に溶けてしまうのです。
母が苦痛で叫びました。「ああ!熱い!ボンニョ、私をここから出してくれるように主に頼んでちょうだい。お願い。私を助けて。お願い。」
彼女がまだ金切り声を出している間、悪鬼は舌に彼女を巻きつけて、彼女の目が熱湯の中に沈むのを許しませんでした。
母はずっと見ることができたのです。
私は気が狂ったようにイエス様に叫びました。「イエス様!私のイエス様!私の母を救ってください、お願いです!どうかお願いします。主よ、お願いします、彼らを救ってください。」
私は一生懸命イエス様に泣き叫んでお願いしました。しかし、彼の答えは「ノー」でした。
私は叫びました。「イエス様、私が母の代わりになります。母をそこから出して下さい。母に罪はありません。私の方がはるかに罪を犯しました。お願いします!」
イエス様は言われました。「遅過ぎます。私の愛するボンニョよ、あなたのお母さんがまだ地上で生きていた間に私を受け入れていたなら救われたのです。私と一緒に天国に連れて行かれたのです。しかし、彼女は私を受け入れませんでした。私は最早や彼女を助けることができません。」
私の心はとても痛みました。とても耐えることができませんでした。
しかし、イエス様が私に語っておられる間、イエス様の胸も張り裂けんばかりであったことを感じることができました。
地獄で私の父と弟に会う。
永遠に呪われたもう二人の身近な顔が私の前に現れました。
私の亡くなった父と、26歳の時に毒をのんで自殺した弟を間近に見ました。
彼の目と私の目とが会いました。
「ボンニョ、どうやってここに来たの?ここは姉さんの来る所じゃないよ。痛てっ!お願い、僕をここから出して!」
弟の苦しそうな悲鳴に私はへなへなとなってしまいました。
父と弟は二人とも裸でした。
弟が熱湯の中に投げ込まれる番になったとき、弟は私に懇願しました。
「ボンニョ姉さん、イエス様に僕をここから出してくれるようにお願いして。僕を天国に行けるように助けて。たった今!」
この叫びと同時に、私の弟は熱湯の煮えたぎる釜の中に投げ込まれました。
私には熱湯の泡立つ音が聞こえてきました。
私は幼い頃から、父に軽蔑されてきました。ですから、この憎しみは年ごとに大きくなっていきました。
父が私に話してきました。「ボンニョよ、私がまだ生きていたとき、卑劣なことばかりやってきた。今ではとても後悔しているよ。
こんな風だったから、恐らく、今、私はここにいるんだろうと思っているよ。
ほんとうに申し訳ないことをした。
私は若かった。
私の父はその父親からどんな愛も愛情も受けなかたのだ。そして、私はしばしば彼に打たれた。
もし私の父に打たれなければ、私は幸せだった。」
私は過去のことをみな覚えていましたが、父には何も言うことができませんでした。
私はただ父を見て泣いていました。
「彼は本当に私の実の父親なのだろうか?」
と私は思いました。
私の過去は終わっていませんでした。
私はイエス様に尋ねました。「主よ、なぜ私の父はここにいるのですか?」
彼は答えられました。「あなたのお父さんはたくさんの罪を犯しました。
彼は私を信じなかった。そして、毎日ギャンブルをしました。
あなたのお母さんがあなたと一緒の双子を妊娠していて、あと一ヶ月で出産という時に、あなたのお父さんはお母さんのお腹を殴ってお腹の中にいた一つの貴重な命を取り去ったのです。
あなたの将来の双子の片方は打たれて子宮の中で死にました。
また、あなたのお父さんはあなたを強制して、山に行ってまだ生きている赤ん坊を埋めさせました。
こんな恐ろしい罪を犯しておきながら、私に知らせることも私に赦しを求めることもしませんでした。
彼が今ここ地獄にいるのは正当なことです。」
イエス様の話しぶりは怒りに満ちていました。
イエス様が話し終えられると同時に私の父は熱湯の中に投げ込まれました。
地獄にいる私の義理の姉妹
私の知っているもう一人の顔を見ました。それは妹の義理の母でした。
私の妹は最近、結婚しました。
彼女の義理の母は私の父と同じ罰を受けたのです。
彼女は、私が地球に戻ったなら義理の娘と家族にイエス・キリストを信じて欲しい、熱心に祈って地獄を見るように、それはみんなが天国に行って欲しいから、と熱心に願いました。
彼女は言いました。「私は地獄があるなんて知らないし、そこがこんなに熱くって悲惨な所だってことも知らなかった。
私はかつて教会の執事だったことがあるけど、教会の奉仕は一度もやったことがないわ。私は世界中のたくさんの偶像を持ってた。それが私を堕落させたのよ。だから、私はここにいるの。とっても後悔してるわ。」と言って彼女は泣きました。
この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。
マタイ25:30
それから、彼女も同様にその熱い液体の中に投げ込まれました。
私はとても怖くて悲しくなり、とても耐えることができませんでした。
私の顔は涙に濡れ、燃える臭気で息もできないくらいでした。
とても酷くて私はすぐそこから出たいと思いました。
イエス様と私は穴の前に立ちました。穴はおよそ10人分のスペースがありました。
その穴の中で何かが動きました。
10人ほどの男女が互いに肉を深く切りあっていました。
ウジ虫が彼らの目や鼻、口、耳などの穴から這い出していました。
ウジ虫の目は光っていました。あらゆる種類の虫がこの人たちの肉に穴を開けて入り込んでは再び出来て彼らを苦しめました。
ウジ虫が刺す度に人々は痛さで跳び上がりました。ああ!止めてくれ!頼むから、私を放っといてくれ!」
私は主に尋ねました。「主よ、光る目を持っている虫は死ぬのですか?」
イエス様は私に思い出させて言われました。「聖書の中では、これらの虫は決して死なないと言っているよ。」(マルコ9:48)
私がイエス様と話しをしている間に、虫が集って目の高さまでもある大きな山になりました。
私はイエス様に言いました。「主よ、気持ちが悪くて怖いです。早くここから出たいです。地獄を見たくありません。」
イエス様は答えられました。「分かっています、私の子よ。」
イエス様と私は沸騰している液体の入った巨大な釜のある所に入って行きました。
それは大きな音をたてて沸騰していました。
釜の下には大きな火が燃えていて、その釜が熱で赤く輝くほどに熱せられていました。
釜の中には大勢の人々がいました。
突然、私の目が再び私の母の目と会いました。「ボンニョ、あなたはどうして、またここにいるの?」
母は再び問いかけてきました。
「二度と来ないでと言ったでしょう。それなのに、なぜ、またここにいるの?
あなたは母親が激痛に苦しんでいるのを見ていたいの?あっちへ行きなさい。」
母の隣に立っていた義理の姉妹が私に叫んで言いました。「あなたが地球に戻ったら、私の子供たちにイエス様を信じなさいと言って。天国に行くためよ。忘れないで。お願いだから。」
彼女が話し終わる前に悪鬼が怒って叫んで言いました。
「お前たちは負け犬のくせして、何をペチャクチャしゃべっているか?」
悪鬼は私の母と姉妹を持ち上げて、釜の中に投げ込みました。
すぐに、二人の肉が彼らの骨から離れて溶け出してしまい、二人の骸骨だけが残りました。
彼らは見るも恐るべき、形のないものに変わってしまいました。
この悪夢のシナリオを目の当りに見た時、私は寒さに震えていました。そして、歯はがちがち鳴っていました。
私は泣き叫びました。「主よ、私の母を何とかしてください。彼らを救ってください!お願いします。」
私がどんなにイエス様にしがみついて泣いてお願いしても、イエス様は前に言われたことを繰り返されるだけでした。「遅過ぎます。」
私がずっと泣き続けたことと関係はないのかも知れませんが、イエス様もずっと涙を流しておられました。
主は私に大切な学課を示されたのでした。
「天国へ行くための唯一のチャンスはあなたが生きている間にあります。いったん死んだなら、手遅れです。」
私はどうしようもなく、母と姉妹に起こることを見ているしかありませんでした。
母が苦しむのを見ながら、私は昔、母と一緒にレストランでビーフ・スープやポテトスープを食べたときのことを思い出しました。
私が地獄にいる母を見たからには、最早やビーフ・スープを食べることはできません。なぜなら、あの地獄で見また経験した恐るべき光景が、再び目の前に出現することになるからです。
家であれ他の場所であれ、明るく輝いている赤い火を見ると、地獄のことが思い出されて、悲しくなるのです。
しかし、地獄の火は自然の火とは比較になりません。
イエス様は他の場所を見るようにと合図をされました。そこには大きな黒い鉢が見えました。
鉢の下で燃え盛っている火はその鉢の色が赤から黄色に変わるほどでした。
多くの裸の人たちが叫びました。「暑い!とても耐えられない!」
彼らは鉢の周りを跳び回りました。
そして、彼らが集まると互いを呪いました。
この光景を見ていると、活気のある大きな市場で大勢の人が議論している姿を思い出しました。
再び、私の弟がこの場所にいて、私たちの目が会いました。
「ボンニョ、ここは非常に暑いよ。僕を救ってくれる?何とかして。イエス様を説得して、僕をここから出してよ。姉さんは、僕に対する憐れみの心はないの?」
弟がどんなに叫んでも無駄でした。
弟の隣にいた父が弟に愚痴を言いました。今度は父は私に何も言いませんでした。その鉢の中の湯は沸騰して、彼らを口に取り込んだのでした。
私は深刻な質問をしました。「もしあなたが私の母と弟を地獄から救いたくないなら、なぜあなたは私をここに連れて来られたのですか?それによって私は痛み苦しまなければならないのですかか?」
しばらくして、イエス様は私の腕を取って私の疲れきった体を持ち上げて、地獄から連れ出して下さいました。
私は言いました。「主よ、もう、これからは私を地獄に連れて行かないでください。」
彼は安全に私を教会に連れ戻して下さいました。
悪鬼がイエスになって現れる。
ユーキュン:
午前7時30分まで祈った後で、少し睡眠を取ろうと思って家に帰って来ました。その時、部屋に或る存在を感じました。
目を開けましたが、何も見えませんでした。
再び目を閉じたとき、イエス様が私の横に座っておられました。
私に突然の恐怖が襲いました。そして、私の全身に鳥肌が立ちました。
私は異言で大胆に祈りました。
イエス様だと思っていたパースンが、突然、黒い悪鬼に変身しました。
それは濃い青色の目をしていました。
その悪鬼が目をぐるりと回転させました。そして、両手を上げて、「私たちの父よ」と祈りました。
それから、彼が叫びました。「すべての悪鬼たちよ、立ち上がれ!」悪霊たちは去って行かずに、私とハーク、スンとの間に座りました。
私は怖かったのですが、ハーク、スンは眠っていました。
私は落ち着いて腕組みをして叫びました。「悪鬼ども、イエスの御名によって私から去れ。」
彼らは即座にいなくなりました。
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10日目
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キム、ジューユン:
私が異言で集中して祈っている間に、赤い龍が私の前に現れました。
それが突然、私を目がけて跳びかかってきました。
龍は脅迫するワニの目をしており、とても分厚い鋭い鉤爪(かぎづめ)があり、その鉤爪で私を突き刺して私を脅そうとしました。
鼻からは胸がむかつくようなとても嫌な煙が出ていました。
「サタンめ、この憎むべき存在よ、イエスの御名によって、私から去れ。」
私は気の狂った女のように叫んでいました。
すると、その龍がハーク スン兄弟の方に向かって行きました。
ハークスンが驚きました。
彼が異言で祈るのがさらに集中して大きな声になりました。
彼は私が叫んだように叫びました。「サタン、イエスの御名によって、私から消え去れ。」
すぐに、龍が私の方に接近して来て、黒い龍に変身しました。
いやな笑いをしながらその龍が話し始めました。「祈るな。祈るとき、お前はなぜそんなに力の抜けたような目をしているのだ?それなら、目を開けろよ。祈る間、お前はなぜ目をつぶらんのだ?たった今、目を開けろよ。お前は、なぜ今日は、そんなに激しく祈っているのだ?」
それは私が祈りに集中するのを打ち壊そうとしました。
私はもう一度叫びました。「憎むべきサタン、イエスの御名によって、私から消えてなくなれ。」
しかしながら、龍はそう易々とは去って行きませんでした。
それで、私はイエス様の名前をもっと強く強調しなければなりませんでした。
イエス様の名前を叫ぶと、龍はもう一度私の方を振り向いて鋭い目を向け、歯ぎしりしながら逃げて行きました。
すぐ、別の霊が私を睨(にら)みつけて、私に向かって来ました。
それは韓国のホラー映画やテレビでよく見る有名な女の霊であることがわかりました。
私は怖くなりましたが、恐怖を見せるなら、それに攻撃のチャンスを与えるのが分かっていました。
私は全身の力を込めて、祈りによって霊と戦うときには、少しも恐怖も見せないように努めました。
このキャラクターの目的は人々を死ぬほど恐れさせることです。
血が口元から滴っており、髪はもつれてボサボサでした。
女は不浄な音や見るも恐ろしい笑みを見せました。
私は全身の力を込めて叫びました。「イエスの御名によって、私から離れ去れ。」
すると、姿を消しました。
その後、主イエスが私の前に現れました。
しかしながら、今回は何か違う感じがしました。
私は不安を感じて主を見たとき、怖いと感じました。
牧師が言っていたことを思い出しました。サタンは光の天使のように現れることができるから注意しなければならないということです。
識別が出来ない時には、異言で祈るか、御言葉を語って天使をテストせよと言われていました。
私はこのイエスを異言で祈ることによってテストしてみました。
私が異言で祈ると、すぐに、主の顔だったものが黒い色に変化し始めました。
悪鬼がイエス様に変装してやって来ていたのでした。
悪鬼の目がぐるっと回転しましたが、まだ私の前から離れ去りません。私の祈りを逸らそうとしたのでした。
ペク、ボンニョ姉妹:
今日、私が異言で祈っていると、主イエスが私のところに来られました。
私は「主よ、主よ」と言って泣きました。
イエス様は言われました。「泣くのを止めなさい。あなたを天国に連れて行くために来ました。一緒に来なさい。」
主が私の手を取られた時には、彼の顔に同情の気持ちが表れていました。
私が天国を訪問するときには、いつもその無限で永遠というミステリーに圧倒されてしまいます。
その素晴らしい光景には驚かされます。
天国のあらゆる部分を見て経験するには永遠が必要でしょう。
イエス様は天国の教会を見に行こうと言われました。
私たちがそこに到着するやいなや、私が途方もなくびっくりするようなビルを見たときにはもうあっけに取られていました。
私は、「ワーーっ!」と叫びました。
私は恍惚状態にありました。
それがあまりに大きかったので、まるで天国の天にまでも届くのではないか思えたのでした。
その後、私たちが天国をツアーしていると、イエス様が言われました。
「ボンニョよ、天国の最も高い所を訪問しましょう。」
私たちが頂上に着くと、天国のたくさんのいろいろな領域を見ることができました。
たくさんの天使たちや多くの異なったタイプの花の植わった広大な庭が見えました。
すべてのいろんな種類の植物や花の数を数えるのは不可能でした。
水晶のように透明な無限の海を見ることができました。
たくさんの美しい船が水面に浮かんでいました。
その後、地球に戻ってから、ちょうど天国を訪問した後でしたが、またも私は地獄にいる両親と兄弟のことを思い出しました。
私は何時間も泣き叫びましたが、どうしたらよいか分かりませんでした。
間もなく、15人1グループの天使が私のところに現れました。
「主が私たちに地球に行ってペク、ボンニョ姉妹を慰めるようにとの命令を受けて参りました。ですから、私たちはここにいるのです。」
彼らは私の周りに輪になって、暖かい慰めの言葉を私に供給し始めてくれました。
間もなく、私は落ち着くことができて、涙も拭い取られました。
その後、私が祈り続けていると、突然、天が開いているのが見えました。そして、父神が彼の天の御座に座しておられるのが見えました。
御父が私に泣くのを止めるようにと言われました。
聖霊が私のところに来られ、囁いて言われました。「あなたとカン、ヒュンジャ姉妹に癒しの賜物と聖霊の火をあげます。
しかしながら、あなた方はそれらを真剣に求めなければなりませんよ。」
イエス様が御父の隣に立っておられ、私に言われました。「ボンニョよ、あなたが祈りの間に疲れて弱くなったなら、私があなたに聖霊のパワー注いであげます。」
その少し後になって、イエス様は険しい声で話し始められました。イエス様は言われました。諸教会と牧師たちは空しく彼を礼拝している。
彼らは伝統と人の業に従っている。
多くのメッセージの奉仕は短くて空虚である。
礼拝と賛美の時間の長さは容認できなくなった。
彼らの関心はそれが終わった後の事にある。説教時間が短くなった。
イエス様はご自身の苦悩を述べておられました。
一般に、礼拝の長さはおよそ1時間。
しかしながら、多くの礼拝は1時間未満になった。彼らは終了を急ぐ。
イエス様は説教者の体の中に現れたいと願っておられますが、牧師たちは霊の中においてではなく肉の中で説教しています。
彼らは霊の中で説教することよりも時間の管理に関心があります。
多くの説教者は礼拝と奉仕の時間を少なくしておいて、自由時間を個人のために利用しています。例えば食事や、信徒との旅行、他に些細な事に時間を浪費しています。
ある牧師たちは魅力的な姉妹たちによって気を逸らされ、惑わされ、彼女らの美しさに多くの注意を注いでいます。
そのうえ、ある牧師たちは集会の信徒たちを平等な敬意をもって取り扱うことをしていません。
裕福なメンバーにはお金のない人に比べて、より多くの時間と敬意を与えています。
このタイプの牧師たちは神の栄光のための祈りに十分な時間を使っていません。彼らは少しばかり祈って、私たちの主にはいらだたしく、また失望させるものです。
メッセージが聖霊によって導かれていません。
メッセージが牧師の知識とその肉の力によって提供されています。
御霊から来るのではないメッセージは短く無駄な説教に終わります。
説教者たちは聖霊によって導かれることを選ぶのではなく、会衆の意志によって導かれる方を選びます。
イエス様は神の栄光のために牧師たちに強力な油注ぎをおこなって用いることを望んでおられます。
しかしながら、説教者たちは彼ら自身の意志により、主の油注ぎを求めることを放棄しました。
今や、彼らの肉欲の思いの支配の方が彼らの霊の支配をオーバーしています。
多くの説教者たちは神の心と願望を感じることができません。
神様は深く悲しんでおられます。
教会の拡大と建設の際には、ある説教者たちは自分の栄光と誇りのためにそれをおこないます。
彼らの心の中では建築することは自分たちのための記念碑です。
このタイプの牧師は殆ど祈りに時間を取らないで、世の物質主義に気を取られています。
主がこれらのことについて私に話しておられる間、彼の顔には深い悲しみの表情が現れていました。
多くの説教者たちは彼らの壮観なビルを自慢しますが、天はそれを些細なことと考えます。
天国の道は地球の道より高いのです。
即ち、地球で重要なことは天国では付随的なことであるかもしれないのです。
イエス様は言われました。「すべての牧師が悪いのではありません。しかしながら、反抗的な人たちは訓練しなければなりません。彼らが悔い改めないなら、私は彼らを地獄に投げ込みます。地獄で彼らは苦しむのです。間もなく私があなたをそこに連れて行きます。あなたは彼らの前に行った者たちを目撃するのです。」
当日の後になって、私はある事柄を理解するために主からの助けを必要としました。
クリスチャンになって何十年にもなるある信者の方たちが言われました。人が死ぬと、その人は天国か地獄のどちらかに行く。
彼らは、人がまだ生きている間に天国か地獄を訪問することはできないと主張しました。
彼らは、それはナンセンスだと言いました。
彼らは、私の教会には教義と信仰に問題があると言いました。
彼らは、私たちの祈祷会について嫌みを言って、その長い時間を嘲るのです。
彼らは、さらにキム牧師とその教会はカルトかもしれないと主張しました。
そこで、私は祈りました。「主よ、お願いします。私たちの教会は本当にカルトでしょうか?私の家族はどうなるのでしょうか?」
主は言われました。「カルトとは何ですか?人々は互いに彼らの違い、宗派、教義を批判したり裁いたりしています。彼らは罪を犯しています。
しかしながら、私はあなたの教会には非常に満足しています。
あなたとあなたの教会の信者たちは夜通し絶え間なく祈ります。
あなたを迫害して、あなたをカルト呼ばわりする者たちは私が生きており、また主であることを知るでしょう。
あなたは病人を癒す賜物を受けたし、悪霊を追い出すことができます。
また、あなたは聖霊に従うことによって生きています。」
イエス様は続けられました。「お互いを裁いたり批判したりする人々はひどい裁きを受けます。
彼らによって道を逸らされてはいけません。
私はあなたの祈りに深く感動しています。
心配してはいけません。私はあなたとあなたの教会を保護します。
すべての私の民に私自身を啓示すること、また霊の賜物を彼らに与えることは私の願いですが、彼らが私を尋ね求めないのです。多くの者が私の意志に従って祈っていません。」
私はイエス様に尋ねました。「イエス様、私たちの教会はどうなるでしょうか?」
イエス様は言われました。「あなたが聖霊に満たされて、異言の賜物をこんなに早く受けたのは幸いです。会衆は聖なる火を感じて受けるでしょう。」
長い礼拝の間、キム牧師は聖霊の油注ぎの強さによって強力に説教します。
或る人は長い礼拝の間、私たちが退屈してしまうと思われるかもしれません。
そんなことはありません。強力な説教、賛美、火のように燃え上がった礼拝が、深い思いやりに満ちて行われますので、私たちはエネルギーに満たされて夜通し、そして、翌日までも続けることができるのです。
ある日、私たちの牧師が凄い強力なメッセージをしたので、彼の顔が真っ赤になりました。
強烈で熱狂的な説教の間中、私は神の栄光の御座のビジョンを見ていました。
父神がどんどん油を注いでおられました。
聖霊が牧師に火を注いでおられるのが見えました。
父神が絶え間なく牧師の上に火と油を注いでおられるのを見ることができました。
説教は非常に強力でまた楽しいものでした。
主イエス様が喜んで笑っておられるのが見えました。
主は天使にその礼拝の出来事をつぶさに記録するようにと言われました。
その天使は承諾して従いました。
私は他の世界的な教会についてイエス様に尋ねました。その教会は韓国内にもたくさんの支教会を持っています。
或る人はその歴史と伝統のためにその数は偉大であると言っています。
私はイエス様に尋ねました。「彼らは私たちのような信者ですか?」
イエス様は答えられました。「彼らが私を信じるなら、もちろん、彼らは救われます。しかし、その教会は世と結婚することによって神の言葉のレベルを低下させています。」
私たちがこの特定の教会について議論していたとき、私はビジョンで悪鬼たちの王を見せられました。
彼は自分のプランについてとても強い自信があるようで、特にそれらの教会を楽しませていました。
イエス様は言われました。「神の民の多くは悪魔と悪霊たちについてあまりにも無知です。
私の民は、敵のことにはあまり注意を払わないで、自分の生活を忠実に送っています。
しかしながら、悪魔はあなたの仕事を妨げようとするのです。雄々しくありなさい。」
その後、私が牧師の横で祈っていたときです。巨大な赤い龍が現れました。
その獣は正面玄関から入ってきました。
その高さは空と同じくらいのようでした。
獣の様子から怒り狂っていました。
その龍は鼻をくねくねと動かし続けました。
龍が言いました。「俺はお前の体の中に入ろうと思う。お前はよくも俺に挑戦する気だな!俺は地獄の王である!地獄の住民はみなこの俺を恐れつつ従うのだ。お前は自分を何様だと思っているのだ?取るに足りない奴だ。お前にはこの俺の正体を明らかにする権利なぞありはせん。あはあ。お前の正体は分かっておる。俺の部下のひとりがお前のことを俺に知らせた。俺は以前、この部下に、多くの人間どもを騙して地獄に導くように命令しておいた。しかしながら、そいつが失敗して戻ってきた。なぜ失敗したかと訊くと、曰く。『我が王よ、それがなぜだかは、あなた様が直々にご覧になられたがよろしいかと。私は、人々を簡単に自殺に導くことができると思っておりました。しかしながら、クリスチャンたちの祈りが非常に強力なのでございます』と。 俺は『お前は何を言うか?』とその部下を叱りつけた。俺は部下の言い分を確かめねばならなくなった。なるほど、それらの祈りと戦うのはほとんど不可能なことであった。」
龍が私たちを怯えさせたり叱ったりしましたが、イエス様が私たちを保護してくださったので、私たちは安全でした。
龍は下品な冒涜する言葉を叫んで言いました。「邪魔された。」
イエス様はその獣に返答されました。「お前はどこにいると思っているのか?無礼と乱暴をするな。もし一人でもイエス様の教会の者に触れたなら、お前は罰せられて、私の父がお前を打たれる。」
獣は苦しんで、突然、消え失せました。
イエス様は言われました。「地獄の龍が悪霊たちの王としてあなたを騙そうとしたのです。これが特定の獣の最初の顕現です。彼はいつも自分の部下に言い付けて地球に遣わしていたのです。弛(たゆ)まず熱心に祈りなさい。いつも用心深くしていなさい。心配してはいけない。なぜなら、三一の神がいつもあなた方を守るからです。」
キム、ヨン-ドゥー牧師:
火曜日のことです。外は零下15度以下で凍(い)てつくような風が吹いていました。
こんな気象条件にもかかわらず、四人のメンバーは福音伝道に出かけました。
しかし、彼らは行動を開始する前に熱心に祈り、聖霊のパワーによって準備をしました。
主は聖なる火を彼らに注いで下さいました。
四人は首尾良くまた効果的に福音伝道ができるように行動計画を練りました。
彼らは精力的に主の働きをすることで素晴らしい報酬が彼らを待っているのを知っていました。
みんな遅く戻って来ましたが、喜びに溢れていました。
「牧師、福音伝道がこんなに面白くて楽しいものとは知りませんでした。」と、彼らは言いました。
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11日目
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キム、ジューユン:
私が真剣に祈っていると、私の前に明るい光が現れて、その光の前にイエス様が立っておられました。
「ジューユンよ、私はあなたを愛しているよ。絶えず熱心に祈りなさい、心を込めて祈りなさい。止(や)めてはいけません。」
私は暖かく感じました。そして、よりはっきりとイエス様を見ることができました。
そして、イエス様がなぜ手をもっと高く挙げるようにと言われたか訳が分かりました。
私はその時、より鮮やかにイエス様を見ることができました。
私は彼に言いました。「ワー、主よ、あなたをもっとはっきりと見ることが出来るようになりました。素晴らしいです、イエス様。ありがとうございます。」
気持ちよかったので、私が喜びを楽しむために、ちょっとの間だけ祈るのを止めました。
ちょうどその時、悪鬼が現れました。
それは暗黒よりも黒でした。
私はイエスの御名によって、それを追い払いました。そして、異言で祈り続けました。
リー、ユーキュン:
私が異言で祈っていると、長いまつげを持った悪鬼が現れました。
それは泣き叫んで、自分が言うことを聞いてくれと私に哀願しました。
「非常に寒いです。私はとても寒いです。何とか暖かくなる方法がありませんか?お願いです。」
私は答えました。「この汚らわしい悪霊め。イエスの御名によって、私から離れ去れ。」
ペク、ボンニョ姉妹:
今日、イエス様が私を天国に連れて行って下さいました。
人の言葉ではとても天国の光景を表現することはできません。
私たちは御父の御座の前にいました。
御父の威厳と栄光があまりにも素晴らしくて、私は顔を上げることができませんでした。
私は彼の御前でお辞儀をしました。
御父の本質はたとえようもありません。
彼の威厳は偉大さを超えています。
御父をちらっと見ようと思って顔を上げようとしましたが、光の純粋な輝きによって、御父を見ることはできませんでした。
御父は光です。
有限な心では彼の栄光を理解することも想像することもできません。
御父の偉大さはまるで彼が天の高さと深さを包含しているかのようでした。
彼の御座はまるで天国の端から端まで、東から西までを包含しているかのようでした。
彼の御座の上には湧き上がる雲が浮かんでいるように見えました。
太陽よりも明るく輝く光が降り注いでいました。
私が神の御前に立ったとき、私は自分を埃(ほこり)の細かな粒のように感じました。
その後、私が天国を離れるとき、一人の御使いが私を地球までエスコートしてくれました。
しかし、私たちが地球に戻る際に、悪霊たちの一団に追われました。
悪霊たちは非常に醜(みにく)くてゾッとしました。
私をエスコートしてくれた御使いは非常に速く飛んでいたのですが、悪霊たちも同じくらいの速さでした。
1つは龍、他のは蛇、別のはカエルの顔をしており、他のは人間の顔をしていました。
それが私たちを追いかけながら笑っていました。
私は御使いに言いました。「もっと速く走れる?」
悪霊たちがもう私たちよりも前にいて、私たちが教会に戻るのを邪魔しました。
他の悪霊たちが私たちの後ろにいて攻撃を仕掛け来ようとしていました。
御使いが叫びました。「主よ、お願いです。来てください。」
御使いが叫ぶとすぐに主が私たちの前に現れて下さいました。
強力で力強い声で、彼は悪霊どもを叱責されました。
「お前たちは、よくも私の子供を攻撃しようとするか。行ってしまえ!」
一瞬で悪霊たちは見えなくなりました。
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12日目
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ペク、ボンニョ姉妹:
私は異言で祈っていました。祈り始めて30分後に、5人の御使いたちが私に向かって飛んで来るのが見えました。
私は彼らが悪霊ではなく、天使であるかどうかを見るために、天使たちをテストすることに決めました。
私は異言で祈り続けました。
私が異言で懸命に祈り続けていると、彼らは人なつっこい笑顔を見せたり、自分たちが友人であるといった様子を見せました。
私は懸命な祈りによって、その天使たちが友人であることを確認できると思いました。
しかしながら、間もなく彼らの白いガウンが黒くなりました。そして、彼らの天使の翼がなくなりました。
彼らが動くときに体が身悶えしたりねじれたりしました。
私は異言で元気よく祈り続けました。すると、彼らは床に落ち始めました。
異言で祈るという霊の賜物は、実に強力で素晴らしいものです。
すぐに、彼らは映画で見た怪物のようになりました。
数匹のゾッとするような凶悪な姿をした生き物でした。
私はイエス・キリストの御名によって、一匹ずつすべて追い出してしまいました。
みんな逃げ出しました。
私が悪霊どもを追い出したとき、イエスが来て、「ボンニョよ、私はあなたの主です。私を信用しなさい!」と言いました。
しかしながら、彼の声が不気味で、その振舞いは何か変でした。
イエス様が過去、私のところに来られたときには、いつも優しく、もの静かで穏やかでした。
しかし、今回、私は動揺して恐ろしかったのです。
髪が逆立つのを感じました。
確信をもって私は叫びました。「イエスの御名によって、私から離れ去れ。」
それが奇妙な見るも恐ろしい動物に変身しました。
それが私を攻撃して来ましたが、何度か叫んで、それは逃げ出しました。
それから、別の霊が現れました。
それは非常に魅力的でした。
私は、「この女性はどうしてこんなに美しいんだろう?」と思いました。
その悪霊は世界のどんな女性よりも美しかったのです。
ほっそりとした美しい体型をして、ツーピースのビジネススーツを着ていました。
彼女はモデルのように自然な歩き方で穏やかな様子で私の方に近付いてきました。
彼女は私に挨拶しようとお辞儀して言いました。「あなたはイエス様の教会にどれくらい出席しておられるのですか?」
私はその質問を無視して異言で祈り続けました。
彼女は私の横にひざまずきました。彼女は非常に上品でとても美しく見えたのですが、私の体に鳥肌が立ちました。
すぐに、彼女の顔が半分に裂けて、彼女はもの凄い悪夢に変わりました。
悪霊が叫びました。「前に行って祈るがよい。しかし、そう簡単には行くまい。私は引き下がるつもりないぞ。」
悪霊は去ろうとはしません。
主が言われるのが聞こえました。「ボンニョ、祈るのを止めてはいけない。熱心に祈りなさい。私が悪霊を叱って妨害してあげます。」
突然、悪霊は空中に飛び上がって、再び美しい女性の姿に戻りました。
今度は、美しいウェディングドレスを着ていました。豪華に見えました。
その女性はその大きな丸い目を瞬きさせながら、私に向かって飛んで来ました。
主が私の耳に囁いて言われました。「祈り続けなさい。そして、よく見ていなさい。美人が醜い霊に戻ります。」
私は主が命じられた通り、熱心に祈り続けました。
間もなく、それが醜い霊に戻りました。叱ると、それは逃げて行きました。
後で、イエス様は売春街として知られている地獄にある場所を私に見せられました。
人体で覆われた巨大な山が見えました。
人々の体は小さな白い虫で覆われていました。彼らの手は縛られていました。
しかし、人々は虫を取り除くためにちっとも努力をしませんでした。
これらの虫は彼らの皮膚や鼻の孔や口や耳に侵入していました。
虫たちが彼らの体を食べ続けるので、人々はすぐに醜い姿となり、骸骨に変わってしまいました。
彼らは言語に絶する苦痛の中にいました。
私は言いました。「主よ、この人たちはなぜこんな残酷な拷問を受けているのですか?」
イエス様は言われました。「ここにいる女たちは自分の体を売った者たちです。男たちはこの女たちと姦淫を犯した者たちです。」
私はとても熱苦しくて、そこを離れたいと思いました。
キム、ジューユン:
今日、悪鬼、悪霊、龍から頻繁に攻撃を受けましたが、イエス様のパワーでみんな逃げ去りました。
次に、1パックの霊たちがやって来ました。彼らには体がありません。事実、彼らは目のような奇妙な形をしていました。
彼らは叫び続けました。「祈るな!俺たちがお前を掻き乱してやる。」
何度も何度も、彼らはそれを繰り返しました。
私は怖くなって叫びました。「イエスの御名によって、私から離れ去れ。」
しかし、彼らはまだそこにいます。そして、奇妙な音を出し始めました。
すぐに、主が戻って来られて言われました。「ジューユンよ、私以外のものを見たり聞いたりしてはいけない。」
彼は手で私の耳を覆って言われました。「ジューユンよ、私と話しをしよう。」
悪霊たちは彼の存在に散ってしまいました。
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13日目
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キム、ジューユン:
今日は悪霊たちによる総攻撃がありました。
私が祈っている間に私は暗い場所に移されたのですが、気が付くとそこは地獄でした。
たくさんの悪霊たちが一匹の大きくて邪悪な生き物を取り囲んでいるのに気が付きました。
この大きな生き物は、掻き立てられて不機嫌なようでした。
それが混乱して落ち着かない様子で、叫んではあっちこっちと行ったり来たりしていました。
この大きな生き物が他の無数にいる悪霊たちのリーダーのようでした。
その霊たちは大きな生き物からの命令を待っていました。
命令が与えられると、無数の悪霊どもが、空中に飛び上がって、私たちの教会に出現したのです。
彼らのスピードたるや即、1秒未満でした。
すべての悪霊たちが5歳のミーナを含む会衆を攻撃しました。
しかし、彼女が、"ババヤ"と言って彼女の祈りの言葉で厳しく叫ぶと、彼女の横にいた悪霊は後ろに下がりました。
異言で祈っている私たちに向かって一気に攻撃を仕掛けて来ました。
悪霊たちは一つずつみんな落とされてしまいました。
ある悪鬼が命令を発して叫びました。「みんなキム牧師を攻撃しろ。リーダーが落ちると、あとは簡単だ。大馬鹿者が、お前たちは何を待っておる?全力でキム牧師を攻撃しろ。」
突然、大勢の悪霊たちがキム牧師の前に現れ、彼目がけて攻撃を仕掛けました。
しかし、次の瞬間驚くべき事が起こりました。
攻撃を仕掛けていた大勢の悪霊たちがドーンと下に落ちたのです。
悪霊たちは負傷して打ち破られました。
あまりの突然の出来事に彼らはびっくりしてしまいました。
もう一度、その邪悪な勢力が攻撃を試みましたが、打ち負かされて、あちこちに投げ飛ばされました。
攻撃は続きましたが、結果は同じでした。
彼らは牧師に触れることができませんでした。
その悪霊たちは自分たちの攻撃が役に立たないと分かると、みんな怯えて彼を避けました。
彼らは牧師の周りをホバリングするだけで、敢えて牧師に接近しようとはしませんでした。
私が牧師を見ると、彼は何が起きたのか気が付いてさえいませんでした。
彼はただひざまずいて両手を高く挙げて異言で熱烈に祈っていました。
悪霊が牧師の周りをホバリングしている間、彼は異言で轟き渡るような声で祈りました。
その時、怯えた悪霊どもは壁に打ち付けられて、ばらばらに壊れてしまいました。
彼らはみな恐れて大声で叫びました。
悪霊たちが逃げるのを見て、私は勝利したと感じて勝ち誇って笑いました。
その時、悪魔が怒って叫んでいるのが見えました。「キム牧師、祈るな。お前は逃げおおせるとでも思っているのか?お前を殺す。嘘じゃないぞ。」
そして、それが歯ぎしりして悪鬼どもに叫びました。「大馬鹿者、全力込めてやっても牧師一人処理できんのか?さあ、攻撃!」
その時、悪魔が叫びました。「おお、牧師が大した頭痛がしとるぞ。あああ、俺は気が狂いそうだ。キム牧師は放っておいて、会衆を攻撃するぞ、急げ。」
霊たちは会衆を攻撃し始めました。しかし、会衆を攻撃しても、総力を揚げての攻撃はしませんでした。
一人に対してほんの数匹が攻めるだけで、総力によるものではありませんでした。
悪霊たちはあらゆる方向に散らばって、会衆のひとりひとりを攻撃することに決めました。
あらゆる種類の悪霊がいました。そして、彼らはみないろんな姿形をしていました。
それをすべて説明するのは不可能です。
しかしながら、彼らがどれほど激しく攻撃を仕掛けても、成功しませんでした。
会衆の異言の祈りが強さとパワーを供給して、悪霊どもを退けてしまったのです。
彼らは攻撃する度に後退しました。
悪霊たちの王は叫びました。「イエス様の教会の者たちが祈るのを止めさせろ。なぜお前たちは祈り続けるのか?悪霊ども、お前たちは何をしているか?だれも彼らを止められんのか?」
悪霊たちはみな大混乱を起こして走り回りました。
悪霊たちがどれだけいたかは問題ではありませんでした。勇敢な会衆による祈りが彼らすべてを打ち破ったのでした。
その夜、後になって、別の悪霊が私を攻撃しようとしました。
それが言いました。「祈るのを止めろ。俺がお前を混乱させ掻き乱して、祈れないようにしてやるぞ。病気でお前を呪ってやる。ハ、ハ、ハ、ハ」と、それが意地悪く笑いました。
しかし、その悪霊はイエスの御名を用いて打ち負かされました。
その夜、もっと遅くなってから、私が異言で祈り続けていると、地獄に連れて行かれました。
或る悪魔が長方形をした箱を長く鋭い槍で突(つつ)いている場所に私はいました。
不快な言葉で、それが叫びました。「お前は自分が牧師だと思っているのか?どんな生活を送ったのだ?お前が一緒なんで俺は興奮してるよ。」
その悪霊は呪いながら箱を突き続けました。
血が流れ出て、けたたましい苦しそうな悲鳴がその箱から聞こえてきました。
箱の上部がキャンバス(訳注:ズック)で覆われており、それに大きな十字架が描かれているのに気が付きました。
箱が規則的に並べられいて、それが際限なく続いていました。
それがどこで終わっているのか見えませんでした。
それらが棺桶であることが分かりました。
悪霊たちは無慈悲にもその長く鋭い槍で穴に突き刺しているのでした。
私は主に尋ねました。「イエス様、元牧師たちの棺がなぜここにあるのですか?」
イエス様は答えられました。「この牧師たちは私の福音を宣べ伝えませんでした。彼らは別の福音を説きました。それで、彼に従った者たちは堕落したのです。これが彼らの結末、地獄にある場所です。」
イエス様は言われました。「堕落した牧師はより重い裁きを受けます。」
地獄の別の部分では、他の人々が苦しんでいるのを見ました。彼らは燃える大きなフライパンの中にいました。
彼らは叫びました。「熱い。あああ、助けてくれ!」
その大きな鍋は灼熱していました。そして、油が彼らの体に触れると、彼らの肉が崩れて、骨だけが残りました。
彼らは無茶苦茶に跳び回り続けました。
それから、彼らの肉は元に戻って、全体のサイクルが再び際限なく始まるのでした。
彼らは何をしたのですかと私はイエス様に尋ねました。
イエス様は言われました。「彼らが世にいたとき、配偶者に対して不倫をしました。彼らは秘密に自分たちの行為をしたのです。彼らの罪ゆえに、彼らは苦悩の中にいるのです。」
その後、イエス様は地獄の異なった場所を私に示されました。そこに、非常に大きな穴がありました。
それは人々でいっぱいでした。
大勢が火で焼かれていました。
赤く燃え上がる炎は恰も生きているようでした。
人々はその穴の中で、猛烈な熱さから逃れようと金切り声をあげて走り回っていました。
イエス様は説明されました。「この人々は誤った宗教を信じた人々か福音を拒絶した人々です。」
(訳注2テサロニケ1:8)
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14日目
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キム、ジューユン:
私は熱烈に祈っていました。そして、少し後に、純白のドレスを着た若い女性に変装した悪霊が現れました。
口から血を垂らしていました。「祈らないで。あなたを滅ぼしてやる。」
私は答えました。「この汚らわしい悪霊め、イエスの御名によって、私から離れ去れ。」
すると、彼女は去って行きました。
次に、怒り狂った赤い龍が私に近づいて来ました。そして、他の多くの悪霊たちも現れてきました。
私はさらに熱烈に祈っていると、もっと強い邪悪な霊たちの出現を感じました。
奇妙なことに、同時に私の霊が天国にどんどん近付いているのを感じました。
その悪霊たちは私を恐怖に陥れることによって、私を天国に入らせまいとしていたのです。私は目を閉じたまま、異言で懸命に祈りました。
私はみんなを追い出してしまおうとしましたが、赤い顔をした龍は抵抗しました。
叱り続けていると、結局それは去って行きました。
主が来られました。主は私のような子供が悪霊たちを追い出すのをご覧になって、とても感動しておられるようでした。
イエス様は私のニックネームと本名で呼ばれました。「ジューユンよ、そばかすよ、あなたの信仰が劇的に増し加わったね。そこで、あなたの目を閉じたまま、熱心に祈り続けなさい。」
私が祈りに集中していると、突然、暗闇が私を圧倒するのを感じました。涼しい風が私の方に吹き始めたのです。
遠くのドアが開いているのが見えました。
突然、明るい光が現れました。
目を開けた瞬間、刺すような光があって、私は目を開けることができませんでした。
恐怖で私が圧倒されてきた時、イエス様が現れて下さいました。
イエス様が説明を始められました。「ジューユンよ、あなたが異言で祈っている間、あなたの霊は天使たちのエスコートによって天国に近付いていました。
しかしながら、悪霊どもが現れて、あなたを脅して、あなたの目を開けさせようとしました。
しかし、私が間に入って、悪霊たちに去るようにと命じました。
あなたが目を開けないようにさせたのは私です。
ジューユンよ、あなたはもう少し祈る必要があると私は思うよ。
今日はあなたは天国には行かないと思います。」
私はとても失望しました。
イエス様は励ましの言葉によって私を慰めて下さいました。
「ジューユンよ、心配しなくてもよろしい。約束しよう。あなたを天国に連れて行ってあげる。そして、あちらこちらを案内してあげるよ。」
リー、ハークスン:
イエス様は私を訪れて下さり、地獄を見せ始められました。
地獄では大きくて邪悪な生き物が椅子に座っている場所に来ました。
その物腰と振舞から、それがこの領域の王であることを示していました。
大きな落とし戸が生き物の正面の床にありました。
人々がその落とし戸の上に立っていました。
その生き物が足をトンと踏み付けると、落とし戸が開いて、人々は火山の溶岩の中に落ち込むのでした。
人々が燃えたぎる溶岩の中に落ち込むや否や火がついて、その痛みで金切り声を挙げて叫びました。
私はこれらの人々についてイエス様に尋ねました。すると、イエス様は答えられました。「これらの人々は、占い師たちや占い師の顧客たち、魔術師、魔女、自殺をした人々です。」
主が自殺の犠牲者について話されたとき、薬をたくさんのんで自殺したおじが目に入りました。
彼が落とし戸のところまで引っ張って来られて立たされました。
生き物は落とし戸を開こうと足を上げました。
私は主にお願いしました。「お願いです。イエス様、私のおじが溶岩の中に落ち込もうとしています。
どうぞ、おじを助けてください!
主よ、私のおじはいつも私に親切でした。おじさん、急いで僕の所においで。」
悲しげな表情で主は言われました。「ハーク、スンよ、手遅れなのだよ。何もしてあげられないのだ。」
すぐ、生き物が足をトンと踏み付けると、落とし戸が開いて、私のおじは他の人々と一緒に溶岩の中に落ちて行きました。
みんなが叫び声を挙げました。
その拷問の領域にいる人々は、神を知らない人たち、その多くは仏教の僧侶たち。ある者たちは後退したクリスチャンたち、それから、キリスト以外の理由で教会に出席した人たちです。
地獄の他の場所でイエス様が私に言われました。「ハーク、スンよ、よく見なさい。」
大小の蛇に囲まれたたくさんの人々がいました。
彼らはみんなが互いにきつくくっ付き合っていました。
大きな蛇は人々の頭に巻き付き、小さな蛇は人々の体に巻き付きました。
小さな蛇は絶えず攻撃して噛み付いていました。
人々は痛さで叫びました。
私は主に尋ねました。「主よ、この人たちはどんな罪を犯したのですか?」
イエス様は答えられました。「彼らは私に対する信仰を決して持ちませんでした。
彼らは真実の心をもって私を信じることはありませんでした。
彼らが私を信じると告白しても、彼らの業(わざ)は一貫していませんでした。
気まぐれでした。
彼らの気まぐれな振舞いは彼らの教会出席にも影響しました。
彼らは決して本当に新生(訳注:あるいは再生)してはいなかったのです。
彼らの大部分は事故で死にました。だから、彼らは完全な悔い改めができなかったのです。
ハーク、スンよ、あなたも気まぐれな性格がありますよ。
しかしながら、あなたのクリスチャンとしての歩みは安定しています。」
地獄の他の場所で、1人の女性がとても大きな声でわめき立てていました。「不公平だわ!私はこのタイプの刑罰には値しないわよ。
地球での私の人生は惨めでした。
とても堪えることができなかったわ。
だから、私は自殺したの。
でも、地獄の痛みは地球での人生よりもっと耐え難いわ。
なんであなたは私を地獄に送ったの?
フェアじゃないわ。
私は地獄の実際の姿のことなんか一度も聞いたことがないのよ。
私がここにいるのはアンフェアーだわ。」
彼女はなんども同じことを繰り返しました。
邪悪な生き物の一匹が笑いながら答えました。「俺がお前さんを完全に騙して自殺させたのさ。
お前さんは真相を知らなかった。
お前さんは教会に通いさえしたが、天国とか地獄について聞いたこともなかった。
お前さんにはこの場所のことを知って欲しくはなかったのだよ。
教会に出席したが、お前さんは自殺してしまった。
だから、お前さんがここにいるのはフェアなことさ。
俺がお前さんの裏をかいて、騙したってわけよ。
俺がお前さんの魂を獲得したのよ。
俺がお前さんに永久にたくさんのレッスンを教えてやるぜ。」
生き物は無慈悲にもその女性を打ち始めました。
彼女の憐れみを求める悲鳴と懇願は答えられることなく続くのでした。
イエス様は私を教会に戻して下さいました。そして、私は異言で祈り続けました。
イエス様が言われました。「ハーク、スンよ、夜から早朝まで続くあなたの祈りは、昼間の祈りよりはずっと優秀で強力です。だから、昼間よりはむしろ夜、もっと祈るようにしなさい。」
イエス様はもっと近寄って彼を見るようにと私に言われました。
私は、主が頭にいばらの冠をかぶっておられるのが見えました。それから、彼の両手と両足の穴が見えました。
それぞれの傷口から血が流れ出ていました。
私は主の苦しみを見詰めている間中、悔い改めて泣き続けました。
祈り終えた後で、主は私を天国に連れて行って下さって、私の涙を拭き取って下さいました。
天国の大海原を見ました。それは水晶のように透明でした。
リー、ユーキュン:
通常、私が祈りを始めると、悪霊たちが私を悩ませます。
しかし、今日は主が私に会って下さいました。
現れて下さっただけではありません。私を天国に連れて行って下さったのです。
イエス様は言われました。「今日は気持ちよいでしょう?」
私は答えました。「はい、今日は悪霊を見なかったので、気分は最高です。」
天国で、主は私を非常に高い場所に連れて行かれ、地球を見せて下さいました。
これほど高い距離から見ると、地球は非常に小さく見えました。
地球が回転しているのが見えました。
私は主に尋ねました。「イエス様、私は天国に住みたいです。地球に戻りたくありません。」
イエス様は答えられました。「今は、あなたの時ではありません。あなたは先ず私に仕えて、私の働きを熱心にしなければなりません。指定された時間に、ここに来ることになります。」
私は天国で充実した時間を主と共に過ごしました。
私たちは冗談を言って大笑いしました。
私たちは素晴らしい時間を過して、とても楽しかったです。
その後、主と私は教会に戻りました。
ペク、ボンニョ姉妹:
私は祈りました。「主よ、あなたが私たちを経済的に祝福して下さるとの約束を、なぜまだ止(とど)めておられるのですか?
あなたは約束を破っておられます。
私たちを見てください。
私たちが祈るとき、暖まるものがないから、寒さの中で祈ります。
祈っていると、私たちは震えるので、暖を取るために、絶えず一緒にもみ手をしていなければなりません。
あなたがなぜ私たちを祝福されないのか理解できません。
私たちには米とキムチ以外、食べるものがありません…
牧師の家族もお金がありません。私の家族にもお金がありません。
私たちは四苦八苦しているのです…
一晩中祈ると、私たちはあの場所ですから、体が堅くなったりむくんだりします。
私たちの体は堅くなって痛みます。
私たちの体は強くありません。食べ物が十分じゃないからです。
なぜ私たちをこの状態のままにしておかれるのですか?
主よ、私はもうこれ以上堪えられません。」
私はよく考えもせず、ぶつぶつと不平を言っていました。
しかし、主は、親切にあらゆる言葉を聞いておられました。
主は本当に私に忍耐して下さいました。
暖かい言葉で主は優しく話し始められました。「私はあなたの不平を気にしてはいないよ。
私たちは何も心配する必要はないのだよ。」
それから、彼は私に地獄を示し始められました。
「移動しよう。さあ、この現場を見なさい。」と、イエス様は言われました。
その時、山と同じくらいの大きさをした大きな獣が見えました。
それはワニか龍に似ていました。そして、私の母がその横にいました。
それは自分の舌を犠牲者たちに巻き付けてから、噛んだり飲み込んだりするのです。
私は涙を流して泣きに泣きました。
「ボンニョよ、あなたが泣くと、私もあなたの痛みを感じます。
あなたの心が嘆き悲しむとき、私の心も嘆き悲しみます。
あなたが悲しいとき、私も悲しいのです。
あなたのお母さんがまだ生きているのなら、私はあなたを助けることができるのに。
しかしながら、遅過ぎます。
腹が立って不平を言いたいなら、そうなさい。
あなたの心の傷をここで聞いてあげよう。
あなたが悲嘆にくれるのは分かっています。
すべてを吐き出して欲しいのです。」
その後、私たちの牧師の父親が地獄にいるのを見ました。
邪悪な生き物がある種の大きな釜の中に彼を投げ込もうとしているところでした。
その中には黒くて腐った酒が沸騰していました。
私は主に、なぜ彼がここにいるのですかと尋ねました。
イエス様は答えられました。「彼はたくさんの罪を犯しました。彼は妻を虐待しました。彼は酒が好きでした。
アルコールが彼の偶像でした。
彼のアルコール中毒は仕事に影響しました。そして、彼は子供たちを無視しました。
子供たちは不自由な生活をしました。
その結果、彼はこの腐った酒の中でいつまでも苦しみながらそれを味わうのです。」
牧師の父親が叫び始めました。
「おお、私はたくさんの酷いことをしました。
私の妻がイエス・キリストを救い主また主として受け入れてくれることを願っています。
それで、彼女は天国に入ることができるでしょう。
私が地上にいたとき、一日中ばくちを打ったり飲んだりしていました。
私は決して家族の世話をしませんでした。
私は彼らの必要最低限の世話をしませんでした。
私の妻は子供たちに食べさせるために一日中働きました。
私は彼女の困難な生活に責任があります。
私が犯した罪の報いを受けているのです。
私は呪われるに相応しいのです。
お願いです。世に戻ったなら、私の末の息子に教会に出席し続けるように言ってください。
主を信じて忠実であるようにと彼に言ってください。」
彼はまた彼の息子たちが教会に空しく出席しないように、日曜日を聖なる日として守るように、クリスチャンとして忠実に主と共に歩くようにと言ってくれるように私に頼みました。
彼は続けました。「私は地獄にいて苦しんでいます。地獄は最後の終着点、無限の苦痛です。そこは絶望です。
どうか、あなたの兄弟たち姉妹たち、また親類に福音を伝えて下さい。彼らが天国に行くチャンスを持つことができるためです。」
イエス様と私は地獄を旅し続けました。
私たちは夥しい数の人々が地獄の空一面を覆っている場所にやって来ました。
彼らは多くの異なった民族からなっていました。そしてみな十字架に釘付けにされていました。
十字架は木で、ちょうどイエス様のようにはり付けにされていました。
彼らはどんな罪を犯したのかイエス様に尋ねました。すると、彼は怒った調子で答えられました。「この者たちはきちんと礼拝に出席していた人々です。
彼らは自分の聖書を教会に持って行きさえしました。
しかし、彼らは空しく礼拝し祈りました。
彼らは詐欺師でした。偽善者でした。
教会の外では、彼らは大酒飲みであり喫煙家でした。
彼らは安息日を守りませんでした。
礼拝の後で登山などのレジャーを楽しんだのです。
これらの人々の何人かはサラ金業者でした。
彼らは非常に高い金利で金を貸しました。
彼らは、高利率の利息を課して裕福になりました。
多くの家族が彼らの金利について行くことができなくて破産しました。
家族は財政的な圧迫で崩壊しました。
彼らの言葉は信仰を表明していましたが、彼らの心と行動はこの世的でした。
もし彼らが心を込め力を込めて信仰の中を歩いたなら、天国に入ったことでしょう。
彼らの不誠実さゆえ、彼らは再生される筈はありませんでした。
彼らは水か聖霊によって、再び生まれてはいませんでした。
彼らは神よりもむしろ伝統に従いました。
彼らの世的な活動の方が、神に優先して、重要でした。
彼らの行為は真の信仰を反映しませんでした。
中途半端な信仰によって仕えたのです。」
間もなく、十字架に打ち付けられたすべての人々が大きなのや小さな昆虫たちに覆われて、虫たちはその肉を食いちぎって苦しめました。
それは苦痛の中の苦痛でした。
また、彼らは首の周りに棘(とげ)のあるツタの茎が巻き付けられました。
この過程が何度も何度も永遠に繰り返されるのだとイエス様は私に言われました。
主は彼の警告について極めて強固で明確でした。
それから、彼は私に空しく信じた人々を見るようにと言われました。
私は怖くて震えがきてどうにもなりませんでした。主は優しく私に言われました。
「ボンニョよ、あなたは怯えているね。
今日は、これで十分だ。さあ、行きましょう。
ボンニョよ、あなたは家族が苦痛に遭っているのを目撃してきました。
取り扱うのは大変なことでした。
あなたはたくさん泣きました。
あなたを慰めて元気付けてあげたいと思います。
私たちが天国に到着して教会に入る時に、あなたには祈って礼拝をよく見ていて欲しいのです。」
天国の神の教会は栄光に光り輝いています。
光線が天国の空を覆い尽くしていました。
それは夥しいかずの天使たちと聖徒たちで実に荘厳なものでした。
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15日目
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キム、ジューユン:
私が熱烈に祈っていると、ビジョンが私の前に現れました。
それは家でテレビを見ている男性でした。
彼がテレビを見ていると、グロテスクな悪霊がテレビから出て来て、彼の体の中に入りました。
その男性はテレビを見ることによる霊的な影響については全く分かっていませんでした。
それから、ビジョンはインターネットカフェに切り替わりました。
インターネットサーフィンをしている人たちや1日24時間ゲームをする人たちでいっぱいでした。
その場所は多くのゲームプレーヤーでごった返していました。
1人の男性がゲームに注意を集中していました。
彼が何時間もプレーしていたらしく、目は赤くなり血走っていました。
突然、コンピュータのスクリーンから骸骨の形をした悪霊が出て来て男性の体の中に入りました。
悪霊が彼の中に入った状態で、彼の中毒はひどくなり、いよいよプレーに熱中しました。
これを見た後で、私はインターネットを見たり操作することにもっと注意深くなろうと心に決めました。
それから、私は半月の形をした悪霊に気が付きました。
扇るような声で、それが言いました。「私をインターネットカフェに行かせてくれ。」
ビジョンの中で、この悪霊がインターネットカフェに向かって行くのを見ました。
その悪霊がゲームに中毒になっている男性のところに来て言いました。「君はゲームで非常に疲れているから、あんたの体の中に入ろう。」
悪霊が男性の体の中に入りました。
多くの中毒の悪霊たちがインターネットカフェにいる人たちを苦しめました。
この罠に嵌(はま)った聖徒たちさえいます。
彼らは祈りには少ない時間を、コンピュータには多くの時間を費やしました。
インターネットやテレビの中毒にかかったのは熱心な教会の人たちでした。
その結果、彼らの教会出席や霊的な生活が妥協的なものとなってしまいました。
悪霊たちが人々を誘惑するのに関わっていたのです。
この人たちは盲目になってしまい、悪霊たちが彼らの中毒や行動の原因となっていることを認識しなかったのです。
私も悪霊がテレビから出て来て犠牲者の体の中に入るビジョンを見たのでした。
夜が更けて、私が祈り続けていると、多数の悪霊たちが私に戦いを挑んできました。
1つの霊がライオンの形をして私の前に現れました。
それがとても怖かったので私は震え始めました。
それが言いました。「お前を地獄の房に連れて行くぞ。」
私は叫びました。「何を言うか。この汚らわしい悪霊めが、イエス・キリストの御名によって、去れ。」
それは去って行きました。
休む間もなく、別の悪霊が現れました。
私は独り言を言いました。「今日は何でこんなにたくさんの悪霊が出て来るんだ?」
奇妙なことに、この悪霊はアヒルのようなおもしろい歩き方をしました。
笑わずにはおれませんでした。
その悪霊が怒って叫びました。「なんで俺を笑うか。笑うな。」
強く叱責すると、それは去りました。
それから、白のドレスを着た若い女性の形をした悪霊が現れました。
彼女にはドラキュラのような牙があって、口から血が滴(したた)っていました。
彼女は私が祈るのを掻き乱そうとしていたのです。そこで私はイエス様に助けを求めて叫びました。すると、彼女は悲痛な顔つきをして去って行きました。
リー、ハークスン:
今日は数匹の悪霊が私を攻撃して来ました。
最初のものはウシガエルに似て嫌な風采をしていました。
イエスの御名によってそれを追い出すことができました。
2番目の悪霊は顔の半分がひどい火傷(やけど)をしたようなグロテスクな人間の顔をしていました。
私がイエス様を呼ぶと主が現れて下さいました。
イエス様が私に近づいて来られると、その悪霊は逃げて行きました。
しかし、イエス様が血を流しておられるのに気が付きました。
彼は黙って私の前に立たれて血を流しておられました。
主がどれほど出血されたか想像できませんでした。
血は彼の頭のあらゆる個所から流れ出ていました。
際限なく流れ出ているようでした。
私はひどく泣きました。
主は両手を私の方に伸ばして、ご自分の手首をお示しになりました。
釘が貫いた個所に穴が見えました。そこから彼の血が流れ出ていました。
主は言われました。「ハーク、スンよ、今日あなたは伝道する良い働きをしました。
また、あなたは教会を掃除する良い仕事をしています。」
彼は私の努力を非常に誇りに思っておられるように見えて、私を称賛し続けられました。
「私のハーク、スンよ、あなたが伝道するとき、小さな兄弟たちと姉妹たちを導いて世話をしましたね。
非常に寒かったのに、あなたはそれらの障害を克服しました。
あなたは良い仕事をしました。
私はあなたをとても誇りに思っていますよ。」
そして、彼は私をぎゅっと抱きしめて下さいました。
いったん、イエス様が去られると、4つの霊どもが一斉に私を攻撃して来ました。
その一匹が言いました。「祈るな。止めろ。祈ってはいかん。」
他の霊たちが急ぎ私の両脇に来て、私を混乱させ掻き乱そうとしました。
私は焦点を失わないように全力集中しました。そして、心を込めて叫びました。
その結果、すべての悪霊どもが逃げて行きました。
その後、イエス様は私を地獄に連れて行かれました。
巨大な加熱された黒い釜の中で、大勢の人々が苦痛で金切り声を挙げて叫んでいる所を見ました。
釜の外側には、無数の悪霊たちがいろんな方向に歩いたり、飛んだりしていました。
イエス様は言われました。「ハーク、スンよ、恐れないで。
私がここにいてあなたを保護している限り、多数の悪霊たちはあなたに危害を加えることはできない。
これは煮えたぎる釜の拷問と呼ばれる場所です。
これはアルコール中毒患者と煙草中毒に罹った人々のための場所です。」
人々が沸騰している液体の中に入ると、彼らの肉体はばらばらになって崩れました。
奇妙なことに、沸騰する液体の中に火がありました。
イエス様はこれを私に見せられた後に、私を教会に連れ戻して下さいました。
リー、ユーキュン:
多数の悪霊が一匹ずつ私を掻き乱したり苦しめたりしようとしました。
私は彼らみんなを叱り飛ばしました。
その後、イエス様が明るく輝く衣を着て現れました。
「ユーキュンよ、天国に行きましょう。」
私たちが天国に到着すると、天使たちが私たちに挨拶をしました。そして、イエス様はたくさんの本でいっぱいになった部屋に私を連れて行かれました。
彼は私に、たくさんの異なった主題の本の莫大なコレクションを探索して読んで欲しかったです。
それらはすべて金でできていて棚にエレガントに納められていました。
第2巻に続く…..
マイケル・パク牧師による確認の証し(Pastor Michael Park、米国、AMIミッション教会、(714) 537-3397, Email:amisbuso [アットマーク] sbcglobal.net)。
牧師として、私は霊的な戦いに関する多くの本を読みました。
それを説教や、教えに用い、また私の日常生活や海外へのミッションの旅行の際などに適用したりしてきました。
最初に「燃える火によるバプテスマ」の本のことを聞いた時、「そのような」本の一つで、タイトルが違うだけであろうと思いました。
しかしながら、第1巻を読んだ後で、私の霊の戦いの古い概念が完全に間違っていて、私の霊の目に目隠しがされていたことが分かりました。
私は「燃える火によるバプテスマ」の5巻すべてを読みました。
多くの世界中のクリスチャン書店ではたくさんの霊の戦いの本が販売されています。
著者の大部分は聖書の理論を適用しつつも、彼ら自身の経験に依存しています。
悪鬼たちや暗闇の勢力と戦うのに聖書の原則を用いることは適切です。
しかしながら、「燃える火によるバプテスマ」は違います。
主イエスがこの小さな教会に個人的に現れて、教会のそれぞれのメンバーの霊の目を開かれたのです。
彼らの霊の目が開かれたとき、彼らはイエスと悪霊を見ることができました。
主は彼らに悪魔とその悪霊たちと、実際に彼らを見つつ、如何に戦うかを教えられました。
霊の目がいったん開かれると、悪魔と戦うのが如何に容易なことであるかを知って極めて興味深いものでした。
病気、邪悪な考え、家庭破壊、教会分裂、その他いろいろのたくさんの悪鬼たちがいます。
私はこの本を読んで、韓国の「イエス様の教会」を訪問したいと思いました。最近、それが実現しました。
私はキム・ヨン ドゥー牧師とその教会の人たちから暖かい歓迎を受けました。
私がキム牧師やそこを訪れていた人たち、またそこの若い人たちと話をすることによって、この本に書かれた内容に関する私の疑問は霧散してしまいました。
驚くべきことに、午後9時30分から午前5時までの祈りの戦いが教会の行事としてちゃんとパックにされているということです。
彼らは取りなしの祈りに従事しています。
毎晩、強力な礼拝、霊のダンス、説教、火の油注ぎ、そして多くの祈りがあります。
私はキム牧師が毎日、夜明け前に主によって地獄に連れて行かれるところを目撃しました。
主イエスの願いは、彼に地獄の苦しみと苦悩を経験して貰って、地獄が本当であることを世界に向かって語って欲しいのです。
また、彼は何度も天国に連れて行かれました。
主は今日の教会が地獄のことを信じないか、せいぜい信じてもそれを軽々にしか考えていないことを深く悲しんでおられます。
この驚くべき本はすべてのクリスチャンに絶対必読の書です。
「燃える火によるバプテスマ」は素晴らしい天国の前味わいをさせてくれると同時に、あなたの霊の戦いに勝利する励ましとなることでしょう。
私の教会はキム牧師の本のシリーズを英語に翻訳するつもりです。
これは世界中の多くのクリスチャンにとって有益なものとなり、彼ら自身の言語に翻訳する機会を与えることとなるでしょう。